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1つの実績にはたくさんの強みが隠れている
▶自己分析には主観を入れないことが大事!
自己分析ワークをするときにとても大事なのは、「こんなの強みにならなさそうだし、わざわざ書かなくてもいいか…」という主観をバッサリ捨てることです。
そうすれば、どんなささいなことでも「自分の特徴」と捉えて、大量に書き出して視覚化できるようになります。
なぜ主観を捨てる必要があるかというと、自分にとっては当たり前のことでも、他人から見れば「すごい!」「羨ましい!」「教えて欲しい」と思うことは本当にたくさんあるからです。
例えば飲み会で場を盛り上げられることだって、読書が好きで色んなビジネス書を読んでいることだって、はたまた子どもの頃から犬を飼っていて犬のしつけが難なくできることだってそう。どんなささいなことであっても「それを持たない人」はいて、その人からすれば「知りたい」「おもしろい」「代わりにやって欲しい」と感じるものです。
自分にとっては「できて当たり前」「持っていて当たり前」のことこそが、誰かの役に立ち、お金に換わる材料になりうるのです。
だからこそ、「こんなの必要ないよな、売れないよな」と自分で勝手に判断せず、まずはどんどん自分の特徴を書き出してみること。これが、自己分析の鉄則です。
あなたの自己分析ノートは誰かに見せるものでもないので、恥や思い込みを捨てて、自分の特徴をたくさん書き出してみてくださいね。
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▶自己分析がうまくいく3つのテクニック
さて、いよいよこれからあなたには様々な自己分析ワークに取り組んでいただくのですが、その前に自己分析の3つのテクニックを伝授しておきます。
②定量化する
③他人との差異を見つける
①細分化する
細分化とはどういうことかというと、「大きな成果や実績」だけを見るのではなく、それをもっと細かく分けて考えることです。
例えば「あなたが最近頑張ったことの実績は何ですか?」という質問に対し、「フリマアプリで10件の販売実績があります」という答えが出てくるとします。
この場合、「この実績をそのまま商品にしよう!」と思うと、「10件不要品販売した私が教えるフリマアプリの使い方」という商品にしかなりません。
しかし、その実績をさらに細分化してみましょう。
具体的にいえば、「なぜその実績が出せたのか?どんな知識・スキルがあったからその実績が出せたのか?」ということを深掘りして考えてみるのです。
「フリマアプリで10件の販売実績」の理由を細分化してみると
●フリマアプリのサービス概要についての知識
●フリマアプリの登録方法や出品方法の知識
●売れやすい商品の見つけ方の知識
●売れやすい商品ページの作り方の知識
●売れやすい出品時間帯の知識
●売れやすい価格設定の知識
●魅力的な商品写真を撮影・加工するスキル
●興味を引くプロフィールの書き方の知識
●信頼を獲得しやすいコメントでの顧客対応の知識
など、1つの実績の中には、様々な「売れた要因」があったかもしれません。
これらは、それぞれが立派なあなたの知識・スキルであり、強みになりえます。
すると、例えばその中の「魅力的な商品写真を撮影・加工するスキル」を使い、
「フリマアプリで魅力的に見える商品写真の撮影方法教えます」
「インスタ映えする写真加工を代行します」
「印象を上げるプロフィール写真の撮り方を教えます」
「レシピサイトで美味しそうに見せる写真の構図を教えます」
という具合に、いくつもの商品を作り出すこともできるんです。
このように「1つの実績や成果」を見ても、それにつながった要因を細かく分けていくと、もっとたくさんの強みが見つかる可能性があります。
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