マンション投資を検討している投資家は、物件の利回りや立地等、さまざまな点を分析する必要があります。そのなかで物件の「築年数」も重要な項目のひとつです。新築、中古、どちらを選ぶべきか……それぞれのメリット・デメリットを考慮した投資シミュレーションから意外な結果がみえてきました。
シミュレーションで判明…マンション投資は新築と中古はどちらが得か

情報収集と勉強が不動産投資成功のカギ

新築と中古の比較において、かなり具体的なシミュレーションをしてみましたが、いかがでしたでしょうか。何となく想像していたイメージと比べると、意外な部分も多々あったかもしれません。

 

シミュレーションでは「意外」で済む話ですが、実際の不動産投資ではすべてが現実になります。想定していないことによってマイナスが大きくなり、不動産投資が失敗に終わってしまうのは重大なリスクです。

 

こうした事態を避けるためにおすすめしたいのが、情報収集と勉強です。不動産投資は収益物件を購入して貸していれば利益が出るというほど単純なものではなく、そこにはさまざまな知識やノウハウの裏づけが必要です。それを事前にしっかりと身につけるためにも、勉強は欠かせません。

 

だからといって闇雲に勉強しても効率が低くなってしまったり、特に必要のない情報、さらには間違った情報を身につけてしまう恐れもあるので、勉強の方法にもこだわりたいところです。

 

狙い目は「古すぎないリノベ物件」

このようなシミュレーションしてみると、新築よりも中古物件はお得になるということがわかります。ただ、ここで注意すべきは、物件が古すぎないということです。あまりに古すぎると、やはり築年数による集客力低下の影響を受けてしまうため十分な利回りを出せるだけの家賃設定が難しくなります。

 

そこで狙い目となるのが、リノベーション済みの物件です。築年数は経っていても、リノベーションで新築同様になっている物件ならば、家賃を下げなくても入居者がつきやすくなります。

 

近年では住まいに対する価値観も多様化しており、画一的なマンション空間での生活に物足りなさを感じる人が多くなっています。ファミリータイプのマンションの間取りを見ていると、ほとんどの物件が同じような間取りになっていることにお気づきかと思います。

 

いわゆる「田の字型」と呼ばれる間取りで、建築する側にとっては作りやすいのかもしれませんが、そのような物件の山を見て「どれも同じ」と思ってしまっている人たちがいるのは紛れもない事実です。

 

こうした問題も、リノベーションで解決することができます。独創的でスタイリッシュな空間を創りだして「田の字型」のマンションと差別化することができれば、家賃の引き下げ競争に巻き込まれることのないブルーオーシャンな物件となります。特に若い層を中心にこうした自己主張のある物件への人気が高まっています。

 

新築プレミアムがなく市場価格で取引されている中古物件をリノベーションして集客力の高い物件を創り上げる。この優位性を人生全体のマネー戦略に組み込むことで、安定的な家賃収入が人生を豊かにしてくれるのです。

 

 

山崎 博久

リズム株式会社

アセットコンサルティング事業部長

 

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