(※写真はイメージです/PIXTA)

新型コロナウイルスの流行前は、日本国内でも毎年1000万人~2000万人の感染者をだしていたインフルエンザ。これまでの人生、1度は感染した経験があるかと思います。ただ、誰もが知っている症状だからこそ、誤った知識・認識を持った人が少なくありません。そこで今回、小児科医の米田真紀子氏が、インフルエンザに関する「正しい情報」を解説します。

コロナ対策はインフルエンザにも効果的

インフルエンザを予防する確実な方法は、ワクチンです。ただし、インフルエンザワクチンは、インフルエンザが毎年形を変えて流行することもあり、他のワクチンよりも効果が低く、発症予防効果は3割程度とも言われています。

 

もっとも、ワクチンは高熱などのつらい症状を緩和したり、重症化を防いだりする働きがあるとも言われています。

 

ワクチン頼みだけではなく、新型コロナウイルスに対する感染対策が、インフルエンザに対しても有効です。

 

2021年シーズンに関しては、まだ全国的にもインフルエンザ患者報告がたくさん挙がっている状況ではありません。これから流行するかどうかも不透明な状況ですが、いざというときに焦らないためにも、心のどこかにとどめておいていただけると嬉しいです。

 

 

米田 真紀子

小児科医

医療法人 啓信会きづ川クリニック

 

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