画面越しでも、「面接」には変わりない
ポイント6.パソコンの画面は、面接用ソフトだけに
面接に集中するため、また、応募先企業に真剣度を伝えるため、面接用ソフト以外は閉じておきましょう。メールの着信音が鳴ったり、間違ってYouTubeの映像が流れてしまったりしたら、面接官の心象は悪くなります。
ポイント7.回線・音声も事前にテスト!
インターネット回線が途切れないか、端末のスピーカー音量がOFFになっていないか、面接用ソフトがミュート設定になっていないかなど、事前に確認を。
スマートフォンを使用する場合、Wi-Fiが途切れがちであれば、「4G/LTE回線」に切り替えておくのも一つの手です。
ポイント8.カンペは視線の先に!
せっかく自室で面接を受けるのですから、そのメリットを最大限享受するべく、カンペを用意するのも手です。その場合、手元に置くのではなく、視線の延長上に用意しましょう。
手元に置くと下を見る頻度が上がり、面接官の心象が悪化することもあるので、パソコンのメモツールに書いて画面上に表示しておいたり、視線の先に壁があればそこに貼り付けておいたりするのがオススメです。
面接中、面接終了後に気を付けるべきポイント
ポイント9.あいさつは、あえて深々と頭を下げる!
画面越しとはいえ、れっきとした面接なので、開始時には「よろしくお願いいたします」、終了時には「ありがとうございました」とあいさつを忘れずに。
そのとき、あえて深々と頭を下げると、間ができやすいWEB面接において好印象です! 礼は忘れがちですが、面接会場が自宅なだけで、あとはすべて対面での面接と同じ。丁寧な礼とあいさつで、接続を切るまで気を抜かないようにしましょう。
ポイント10.「カメラ目線」は自然な感じで
「自然なカメラ目線」というのはなかなか難しいものですが、カメラを直視し続けるわけでもなく、まったく視線を合わせないわけでもない形で、ほどよいバランスでカメラと画面に視線を向けましょう。事前に映り方を確認しておくのもオススメです。
オンライン面接は「事前準備+基本的なマナー」が重要
画面越しと言えど、面接は面接。WEB面接特有の注意点に気をつけつつ、対面時と同じように基本的なマナーを押さえて臨みましょう。
限られた時間の中で、自分という商品をプレゼンテーションする場が「面接」です。リハーサルをしておくことで、本番で慌てることなく、持っている力を十分発揮して頂けるのではないかと思います。
また、本命企業の面接は一番最初にはもってきません。第2志望、第3志望の企業の面接から受けていき、少しずつ面接慣れをしていきましょう。
WEB/オンライン面接も、場数を重ねることで、確実に「面接力」を高めることができます。
東海林 浩樹
株式会社キャリア・エックス
CEO/コンサルタント