新型コロナウイルスの流行に伴い、オンライン上で採用活動をする企業が増えてきています。そのなかで、これまでになかった、WEB/オンライン面接に戸惑う人も多いかと思います。今回は、そのようなWeb/オンライン面接で気を付けるべきポイントを、株式会社キャリア・エックスのCEO兼コンサルタントの東海林浩樹氏が紹介します。※本記事は、株式会社キャリア・エックスの『転職コラム』から転載したものです。
コロナで増えたWEB面接…好印象を与える「10のポイント」【転職エージェントCEOが解説】

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WEB面接は「事前準備」が差をつける

新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、オンラインでの採用選考を行う企業が増えています。WEB/オンライン面接をスムーズに進めるためのポイントをご紹介します。

 

ポイント1.スーツ/ジャケットでびしっと決める!

「私服で」と指定がある場合を除いて、対面での面接と同様に、スーツ/ジャケットを着て臨みましょう。直接会うときよりも長時間、近距離で顔が映るので、メイクも対面のときと同様にしておくとよいでしょう。

 

インターネット/IT/マスコミ業界や、スタートアップ・ベンチャー企業、WEB系職種での選考は、相手も私服のケースが多く、普段の服装、もしくはビジネスカジュアルで問題ないです。

 

「私服」の場合でも、1次面接は、襟付きのシャツやジャケットなど、少し堅めの服装で挑み、相手の服装・雰囲気を確認する、というのがおすすめです。

 

ポイント2.背景に変なものが映っていないかチェック!

カメラの画角を確認し、背景に不要なものが映り込んでいないか確認を。

 

壁だけのシンプルな背景がオススメです。

 

ポイント3.周囲の雑音はシャットアウト!

パソコン内蔵のマイクであっても、マイク付きイヤホン・ヘッドセットであっても、周囲の雑音を拾ってしまうことが。

 

ノイズキャンセリング機能付きマイクを用意する、同居者に面接中は音を出さないよう配慮をお願いするなどして、面接官とのやりとりに集中できる環境を整えましょう。

 

ポイント4.アイコン画像、プロフィール文、見られても大丈夫?

応募先企業オリジナルのWEB面接ツールの場合は問題ありませんが、SkypeやFacebookなど、アカウントを持っているツールで面接を受ける場合、アイコン画像やプロフィール文が面接官に見られて問題ないものか確認しておきましょう。

 

画像で無難なのは、風景画や自分の写真、そのツールのデフォルト画像です。また、プロフィール文が相手に見える場合、「◯◯の面接頑張ります!」などと自己PRにつながる文面に変更するのも手です。

 

ポイント5.携帯電話の電源はOFF!

対面での面接時には意識しても、WEB面接となると忘れがちなのが、携帯電話の電源OFF。OFFにできない事情がある場合も、バイブを切ってサイレントモードにするなど、電源が入っていることが面接官に伝わらないよう注意しましょう。