ここ最近、日本でもちょっとした「ESG」ブームが到来し、投資にもESG関連のものが増えています。しかし実体を伴わない名ばかりの「ESGファンド」も数多く存在し、国内外で問題視されています。本当の「ESG投資」とは何か?日本株式を運用する独立系運用会社「コモンズ投信」の投資哲学やファンドの特徴から考えます。
企業の見えない価値に着目する「コモンズ30ファンド」
「ESG」という看板を掲げたことありませんでしたが、コモンズ30ファンドは「世代を超える投資」のために企業の持続可能な価値創造に着眼していたので、そういう意味ではESG投資と目指すところは同じです。また、コモンズ30ファンドは企業の非財務的な「見えない価値」が持続可能な価値創造の源であると考え、ESG投資は企業の非財務的価値の情報開示を求めていました。
「コモンズ30ファンド」のキーワードは
「30年」「30社」「対話」。
ファンドの基本方針
- 投資の目線は30年とします。
- 投資対象は、原則として30銘柄程度とします。
- 企業との対話を重視します。
コモンズ30ファンドの特長
「コモンズ30ファンド」は「30年」「30社」「対話」を特長に、次のような基本方針のもと運用を行っています。
- 30年の長い目線を持ってお客さまと企業と育む長期投資
資産をつくりながら、成長を続ける日本のよい企業を長く応援し、豊かな社会をこどもや孫へつなげる、そんな想いが込もった長期投信です。
投資する約30社は、世界で成長し続けられる真のグローバル企業。「質」の高い企業に集中投資することで、高い運用成果を目指します。
- 対話で企業とお客さまをつなぎ価値の創造と楽しさを提供
価値づくりや応援する楽しさにつながるよう、投資先企業と消費者であるお客さまが対話できる交流セミナーにも積極的に取り組んでいます。
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幻冬舎アセットマネジメント
取締役
1984年、日興証券(現SMBC日興証券)入社。個人富裕層向けの資産運用アドバイス、外資系金融機関への機関投資家営業ののち、投資開発部、ファンドマーケティング部でデリバティブ商品、投資信託業務に従事。
2001年からは三菱UFJ証券(現三菱UFJモルガンスタンレー証券)で商品開発本部に所属し、銀証連携により企業オーナー、個人富裕層に対しての商品企画、販売プロモーションを経験。
2011年、バークレイズ・ウェルス・サービシズに移り、日系メガバンクとのプライベートバンキング事業立ち上げに参加。プライベートバンカーとして、資産5億円以上の富裕層顧客に資産のコンサルティング業務を行う。
2017年1月から現職。これまでの経験を生かし、金融機関とは一線を画し、企業オーナー、富裕層の財産を守る為に、公正、中立な情報の提供を心がけている。
著者登壇セミナー:https://kamehameha.jp/speakerslist?speakersid=8
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