最近、よく耳にする「FIRE」。FIREは投資などによる不労所得で生活費を確保し、貯蓄を切り崩すことなくリタイアを実現するスタイルです。普通の会社員が実現させるためにはどのような手段が考えられるでしょうか。
会社員がFIREを実現するには不動産投資が向いている理由 (※写真はイメージです/PIXTA)

会社員がFIREを実現するには不動産投資が向いている

そこで選択肢のひとつとして挙げられるのが不動産投資です。ローンを利用することで、少ない自己資金で大きな投資を行うことができます。

 

ローンを完済したあとは、家賃収入をそのまま生活費にあてることができるため、9,174万3,300円という金額を用意する必要はなくなります。また、今回のコロナショックのように、経済環境に変化が発生した場合、運用計画に大きな影響が出てしまいますが、収益(家賃収入)には影響が出にくい点も、FIREに向いているといわれています。

 

もちろん投資である以上、リスクがあることも忘れてはいけません。空室リスクや災害リスク、家賃滞納リスクなどの対策は欠かせません。

不動産投資のリスクはどうすれば抑えることができるのか

不動産投資の代表的なリスクとして、空室リスクが挙げられます。入居者が決まらなれば家賃収入がなくなってしまうため、FIRE実現の計画が破綻してしまうのです。

 

空室対策として、代表的なものは下記のふたつが挙げられます。

 

人口増加エリアの物件を選ぶ

 

現在、日本は人口減少時代に突入しています。人口が減少している地域では、賃貸物件のニーズが低下していくため、人口が増加している・維持している、東京や大阪などの首都圏地域の物件を選択する必要があるでしょう。

 

また、ライバルが少ない地域の物件を選ぶことも重要です。上記のようなエリアで賃貸物件が少ない地域を発見することができると、常に入居者がいる状況を作り出すことが可能になります。

 

IoTの導入などで、物件の価値を高める

 

IoTの導入や、リフォーム・リノベーションを活用して物件価値を高めることも空室リスク対策として、有効な手段です。

 

とくに、ライバルが多い地域の物件で不動産投資をすることになった場合、ほかの物件との差別化をすることで、常に入居者がいる状況を作り出すことが可能になります。

正確なアドバイスができ、信頼できるパートナーを探す

不動産投資は、会社員がFIREを実現させる手段として非常に有効ですが、投資である以上さまざまなリスクがあります。

 

また、不動産投資は、長い期間で取り組むもので、途中でやめると、ローンの返済だけが残ってしまいます。自分で準備をすることも大切ですが、信頼できるパートナー探しも大切です。

 

正確な情報を集めるためにも、専門家の話を聞いてみるところから始めてみてはいかがでしょうか。

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