「人に好きになってもらえる子」を育てたいなら
子どもが公共の場で大声をあげたり、他人のものを触ったり、周りの備品を壊したり、駄々をこねたり、ふざけたりするのを放っておいて、もっともらしく「子どもの意思を尊重している」と言う親をよく目にします。実は、これも子どもを無視しているのと同じです。
親は子どもの要求に自分の心を傾け、子どもが世の中と適切な関係を築くため、子どもに手を差し伸べる存在であってほしいと思います。そうでないと、人に尊敬され、好きになってもらえる子を育てるのは難しいでしょう。
たった一人の子どもですから、あなたは龍龍が嫌われ者になることを望まないはずです。だから私は真剣に考えた結果、この手紙を書きました。どうか怒らないでください。
李 雅卿(リー・ヤーチン)
種子学苑 創立者