結論!株取引に必勝法はありません
株式投資をする人が肝に銘じておくべきことは、「必勝法などない」ということではないでしょうか。
証券会社は各種の手数料を稼ぐのがビジネスモデルですので、投資家はそれを支払う必要があります。そして時に、それが多額になることもあります。
また、もし必勝法のようなものがあっても、それはみんなに真似されるでしょうから、やがて必勝法ではなくなるでしょう。
売買の価格差で儲けるのが株式投資であり、そしてみんながそれを狙っているのですから、誰かが必ず儲かる手法などない、と思っておくのがよいはずです。
どんなに優れた投資家でも、失敗、すなわち損失を被る売買をします。勝つか負けるかは確率的なものであり、いかに勝率の高い取引をするか、いかに賭ける金額をコントロールして負けたときの傷口を小さくするか、などが勝負の分かれ目になるのではないでしょうか。
■まとめ
両建て手法も必勝法にはならない
同銘柄で信用買いと信用売りの両方を行い、リスクヘッジをしつつリターンを狙う手法を、「両建て」といいます。
一見必勝法のように見える両建てですが、取引のための諸費用が大きくなることと、株価が思うように上下しないこともあることから、やはり落とし穴があるといえます。
株式投資をする人はやはり、「必勝法などない」ということを肝に銘じておいた方がよいのではないでしょうか。
株式会社ソーシャルインベストメント
取締役CTO
川合 一啓