畜産も農業もさかんな宮崎県は、鶏・豚・牛すべて有名
宮崎県で有名な食べ物と言えば、チキン南蛮です。宮崎県は肉用若鶏の飼育がさかんですから、特産品になったのでしょう。
●鶏・豚・牛すべての飼育数が全国上位
宮崎県は、鶏、豚、牛すべて有名です。肉用若鶏の飼育羽数は鹿児島県と1位を争っており、豚の飼育頭数は毎年鹿児島県に次いで2位です。肉用牛も毎年上位にランクインしています。
野菜の生産量も負けていません。宮崎平野は野菜の促成栽培(そくせいさいばい)で有名です。ビニールハウスを使って、野菜の早づくりをしています。沖合(おきあい)には暖流の日本海流が流れており、冬でも温暖なのです。
とくに、ピーマンやきゅうりの生産がさかんです。
これらの野菜の旬は夏ですが、それを冬から春にかけて出荷することで利益をあげようというのが、促成栽培です。
また、日向(ひゅうが)かぼちゃも有名ですね。日向とは、昔の宮崎県の呼び名です。
宮崎平野を流れる川は、大淀川(おおよどがわ)です。
淀(よど)のつく3つの川、宮崎平野の大淀川、高知平野の仁淀川(によどがわ)、大阪平野の淀川(よどがわ)。これらは覚えておいてくださいね。
●延岡市は宮崎県の工業都市
次に紹介するのは延岡(のべおか)市です。延岡市は、化学工業がさかんな企業城下町です。旭化成(あさひかせい)という会社があります。延岡市と宮崎空港を結ぶ特急列車「ひゅうが」は旭化成があるからできた、と言われるくらいの企業城下町です。
宮崎県の工業都市が延岡市だということを知っていたらすごい!というくらい、宮崎県では工業が発達していません。九州新幹線も走っていませんし、交通の便がよくないのです。
そんな宮崎県ですが、毎年寒い時期には、プロ野球チームが合宿にやってきます。読売ジャイアンツです。プロ野球は3月の終わりから4月にかけて開幕しますが、その前に行われるキャンプは、沖縄県や高知県、宮崎県などの暖かい場所が選ばれます。ラグビーの日本代表も宮崎県で合宿をしていました。スポーツをするには絶好の土地なのです。
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