1. 先週の市場動向
先週の市場の振り返り
<株式>
主要株式市場は上昇しました。米国株式市場は、新型コロナウイルスに感染したトランプ大統領の退院やバイデン氏優勢との見方が強まったため大統領選挙への過度な不透明感が後退した他、追加経済対策への期待も高まり、上昇しました。NYダウは週間では3.27%上昇しました。日本株式市場は、トランプ米大統領の早期退院や、米国における追加経済政策への期待の高まりなどを背景に、円安や欧米株高が進行したことなどを好感して週間では2.56%上昇しました。欧州株式市場は、米国の追加経済対策成立への期待や好調なドイツの製造業受注などを背景に上昇しました。DAX指数は2.85%、FTSE100指数は1.94%上昇しました。中国株式市場は、国慶節期間中の小売り・飲食企業の1日当たりの平均売上高が前年同期の実績を上回ったことなどを好感して上海総合指数は1.68%、香港ハンセン指数は2.81%上昇しました。
<リート>
グローバル・リートは欧米での株価上昇などを好感して1.37%上昇しました。
<債券>
米国の長期金利は、トランプ大統領の退院等により大統領選挙への過度な不透明感が後退した他、追加経済対策への期待の高まりにより0.073%上昇しました。日本、ドイツ、英国の長期金利も上昇しました。
<為替>
円相場は円安となりました。対ユーロでは英・EUの通商協議への楽観的な見方などから1.25%の円安となりました。対米ドルでは、米国の追加経済対策の成立期待などから0.31%の円安となりました
<商品>
原油価格は、大型ハリケーンの影響による供給混乱懸念などから9.58%上昇しました。
2. 先週のアジア・オセアニア株式・リート市場
3. 先週のメキシコペソ市場
4. 先週のブラジルレアル市場
5. 今週の主な注目材料
※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『2020年10月5日~10月9日のマーケットの振り返り』を参照)。
(2020年10月12日)
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