株式市場
先週の中国本土市場は、上海総合指数が前週末比▲0.8%、深セン総合指数が▲0.3%と下落しました。先週は、16日に発表された8月の経済指標が低調な結果となったことや、中国人民銀行が17日の資金供給で、引き下げが期待されていた金利を据え置いたことなどを嫌気して、株価は下落しました。香港市場は、H株指数が前週末比▲2.9%、レッドチップ指数が▲1.3%と下落しました。先週は、8月の弱い経済指標を受けて中国の景気減速懸念が高まったことや、香港政府の高官が、抗議デモの長期化などを背景に7-9月期の香港経済がマイナス成長となる恐れがあると発言したことなどを嫌気して、株価は下落しました。
※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『2019年9月16日~9月20日の中国株式マーケット動向』を参照)。
(2019年9月24日)