Amazon第二本社の設置 ニューヨーク住宅市場の動向は?

今回は、Amazon第二本社設置に向けて大きく影響を受けている、ニューヨーク住宅市場の動向について見ていきます。※決して高利回りではないものの、世界中の投資家を惹きつけてやまないニューヨーク不動産。本連載では、実際の物件を取上げながら、その魅力を紹介します。

「職住近接」ライフでLICエリアに需要増の見込み

アマゾンが第二本社設置先の一つにニューヨーク市、クイーンズ区ロングアイランドシティ(以下、LIC)を選んだことで、ニューヨーク界隈では早くも住宅市場への影響が出始めています。

 

アマゾンは第二本社キャンパスで平均年収15万ドル(約1,700万円)の25,000人の雇用を見込んでいますが、これらの社員は一体どこに居を構えるのでしょうか。今回は、2つの視点から有力候補となりそうな居住エリアを見ていきたいと思います。

 

ちなみに、The Seattle Times紙によると、アマゾン本社のあるシアトルでは、アマゾンの成長がシアトル市の急激な人口増加に一役買っており、その結果住宅価格を押し上げ、新築物件の価格が2012年から既に2倍近く上昇しているとのことです。

 

 

まず、アマゾン等の最先端IT企業では1980年代以降に生まれたミレニアル世代の従業員が多く働いています。この世代の特徴として、特に子どもがいない世帯では、オフィスと住宅が近く、周辺にレストラン・バーといったエンターテイメント施設が充実している「職住近接」ライフを好む傾向にあるため、キャンパスから徒歩圏内のエリア(LIC)に居住する層がある程度見込めるでしょう。

住宅の供給が急ピッチで進むLIC

LICは近年住宅の供給が急ピッチで進んでいるエリアですが、その80%以上が賃貸ビルとされており、コンドミニアムは20%以下という状況です。LICの不動産購入をお考えの場合、新築コンドミニアムで弊社イチオシの物件がございますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。当物件は、低層階の多いLICでは珍しい66階建ての新築高層コンドミニアムで、高層階からの眺めは圧巻です。2022年完成予定で、間もなく販売開始となります。価格は60万ドル~となる予定です。キャンパスまで徒歩12分、最寄り駅まで徒歩2分という立地です。

 

 

次に、職場から近いLICではなく、やはりマンハッタンに住みたい層というのもいると想定されます。キャンパスの最寄り駅となるコート・スクエア(CourtSquare)駅には4つの地下鉄(E、M、7、Gライン)が走っており、そのうちE、MラインはLICから一駅、7番線は3駅でマンハッタンのミッドタウンという便利さです。

 

地下鉄での通勤も苦にならない距離で、アフター5や週末も充実した時間を過ごすにはやっぱりマンハッタン!という方々にはグランドセントラル駅、および50丁目界隈のミッドタウンイースト、またはEラインで4駅目のヘルズキッチン近辺が居住地候補になるのではないでしょうか。売買物件では、スタジオが$650,000から、1ベッドルームが$750,000からございます。

 

アマゾンに続き、グーグルもハドソンスクエア(チェルシーの南側)へのオフィス2倍拡張計画を12月17日に正式発表し、ニューヨークの不動産市場は今後もテクノロジー企業の動きに大きく影響を受ける市場となりそうです。

Relo Redac, Inc.  住宅部門バイスプレジデント

リダック住宅部門責任者。ニューヨーク州、コネチカット州、ニュージャージー州、マサチューセッツ州の不動産取引責任者(Broker)ライセンス保持者。
ニューヨーク不動産協会会員。米国不動産歴28年。兵庫県生まれ。1988年よりマンハッタンを中心に数多くの賃貸、売買、投資を手がける。2005年より住宅部統括責任者として日米で数々のセミナーを開催。
世界の投資家が集まるニューヨークで、ブラックマンデー、9.11、リーマンショックなど、自らが体験した28年間に及ぶニューヨーク不動産市場を元に ニューヨーク不動産の強み、落とし穴、日米の商習慣の違いなどわかりやすく解説する。

著者紹介

連載「ニューヨーク不動産」投資の最新事情

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