先週の振り返り
先週のアジアREIT市場は、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長のハト派発言などを受けて米利上げ早期終了観測が強まり、米国や自国・地域の長期金利が低下したことから香港、シンガポール市場が上昇しました。オーストラリア市場は自国の株式市場が下落したことから、反落しました。また、通貨は対円で上昇しました。世界的な株価上昇を受けて安全資産とされる円が売られたことなどが背景です。
国・地域別のREIT指数の推移
国・地域別のREIT指数 (配当込み、現地通貨ベース)、為替レート
香港リートの配当利回り、10年国債利回り、スプレッド
シンガポールリートの配当利回り、10年国債利回り、スプレッド
オーストラリアリートの配当利回り、10年国債利回り、スプレッド
米国リートの配当利回り、10年国債利回り、スプレッド
通貨の対円レート
(2018年12月3日)