
三井住友アセットマネジメント株式会社が、2018年9月24日~9月28日の中国株式市場について振り返ります。※本連載は、三井住友アセットマネジメント株式会社が提供するマーケットレポートを転載したものです。
株式市場
先週の中国本土市場は、上海総合指数が前週末比+0.9%、深セン総合指数が▲0.2%となりました。24日に米国が対中輸入2,000億ドル分への追加課税を賦課し始めたことにより、中国側が米国との貿易協議を拒否したことなどが嫌気されました。その後は前週に発表された景気下支え策への期待や、MSCIが中国本土A株のウェートを増やすとの報道から資金流入期待が高まり、株価は上昇しました。香港市場は、H株指数が前週末比▲0.1%、レッドチップ指数が▲0.7%と下落しました。中国側が米中貿易協議を拒否したことが嫌気されたほか、国慶節休暇や週末の購買担当者景気指数(PMI)の発表を控えて様子見姿勢が広がったことから、週間では株価は下落しました。
H株指数の推移

(出所)トムソン・ロイターのデータを基に三井住友アセットマネジメント作成
レッドチップ指数の推移

(出所)トムソン・ロイターのデータを基に三井住友アセットマネジメント作成
香港ドルの対円推移

(出所)トムソン・ロイターのデータを基に三井住友アセットマネジメント作成
上海総合指数の推移

(出所)トムソン・ロイターのデータを基に三井住友アセットマネジメント作成
深セン総合指数の推移

(出所)トムソン・ロイターのデータを基に三井住友アセットマネジメント作成
人民元の対円推移

(出所)トムソン・ロイターのデータを基に三井住友アセットマネジメント作成
(2018年10月1日)