株式市場
先週の中国本土市場は、上海総合指数が前週末比▲0.8%、深セン総合指数が▲2.2%と下落しました。週前半は、前週末に発表された中国の8月の貿易統計で対米貿易黒字が前年比で増加したことや、トランプ大統領が今後の追加制裁関税の賦課について言及したことなどから、株価は下落しました。一方、米国側から貿易摩擦に関して閣僚級協議が提案されたことや、中国の8月の主要経済指標が堅調な結果だったことから、週後半に株価は反発したものの、週間では株価は下落となりました。香港市場は、H株指数が前週末比+0.1%、レッドチップ指数が+1.0%と上昇しました。週前半は、米中貿易摩擦問題が懸念されて株価は下落したものの、週後半には米国側から閣僚級協議が提案されたことや、発表された経済指標により中国経済の堅調さが示されたことなどから、株価は上昇しました。
H株指数の推移
レッドチップ指数の推移
香港ドルの対円推移
上海総合指数の推移
深セン総合指数の推移
人民元の対円推移
(2018年9月18日)