先週の振り返り
先週のアジア株式市場は、概ね上昇しました。米国が、メキシコと北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉に大筋合意し、世界的な貿易摩擦緩和への期待が高まったことが好感されました。ただ、トランプ米大統領が早期に2,000億ドル規模の中国製品に対する追加関税を発動させる意向と報じられたことで警戒感が再燃し、週末にかけて上げ幅を縮小しました。また、主要なアジア通貨は前述の理由から、週末にかけてやや円高・ドル安となったことから、台湾ドルを除き対円で下落しました。
国・地域別の株価指数の推移
国・地域別の株価指数 (現地通貨ベース)、為替レート
(2018年9月3日)