2018年7月9日～7月13日のアジアREIT

ウィークリーマーケットレポート

三井住友アセットマネジメント株式会社調査部

2018.7.19

三井住友アセットマネジメント株式会社が、2018年7月9日～7月13日のアジアREIT市場について振り返ります。※本連載は、三井住友アセットマネジメント株式会社が提供するマーケットレポートを転載したものです。

先週の振り返り

先週のアジアREIT市場は、香港、シンガポール、オーストラリアの3市場とも上昇しました。前週に米中双方による340億ドル相当の輸入に対する関税措置が発動されたことで目先の材料出尽くし感が広がり、過度な貿易摩擦への懸念が後退したことから、アジアREIT市場へも資金が流入しました。また、通貨は前述の過度な貿易摩擦への懸念が後退し、安全資産とされる円が売られたことから、対円で上昇しました。

国・地域別のREIT指数の推移

（注）データは、左グラフが2018年4月13日～2018年7月13日、右グラフが2015年7月13日～2018年7月13日。S＆P REIT指数の国・地域別指数（配当込み、現地通貨ベース）に基づく。
（出所）FactSet、Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

国・地域別のREIT指数 (配当込み、現地通貨ベース）、為替レート

（注）S＆P REIT指数の国・地域別指数（配当込み、現地通貨ベース）に基づく。配当利回りは2018年6月末、10年国債利回りは2018年7月13日の終値。ユーロはドイツの10年国債利回り。為替レートの騰落率は、プラスの場合が各国通貨高・円安、マイナス▲の場合が各国通貨安・円高。
（出所）FactSet、Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

香港リートの配当利回り、10年国債利回り、スプレッド

（注）配当利回り、10年国債利回り、スプレッドは、2015年6月～2018年6月（各月末値）。（出所）FactSet、Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

（注）S＆P REIT指数の国・地域別指数（配当込み、現地通貨ベース）に基づく。配当利回り、10年国債利回り、スプレッドは、2015年6月～2018年6月（各月末値）。
（出所）FactSet、Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

シンガポールリートの配当利回り、10年国債利回り、スプレッド

オーストラリアリートの配当利回り、10年国債利回り、スプレッド

米国リートの配当利回り、10年国債利回り、スプレッド

通貨の対円レート

（注）S＆P REIT指数の国・地域別指数（配当込み、現地通貨ベース）に基づく。通貨の対円レートは左グラフが2018年4月13日～2018年7月13日、右グラフが2015年7月13日～2018年7月13日。
（出所）FactSet、Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

（2018年7月17日）

資産運用その他投資

#マーケットレポート

【第3回】の記事を読む

【第5回】の記事を読む

●当資料は、情報提供を目的として、三井住友アセットマネジメントが作成したものです。特定の投資信託、生命保険、株式、債券等の売買を推奨・勧誘するものではありません。
●当資料に基づいて取られた投資行動の結果については、三井住友アセットマネジメント、幻冬舎グループは責任を負いません。
●当資料の内容は作成基準日現在のものであり、将来予告なく変更されることがあります。
●当資料に市場環境等についてのデータ・分析等が含まれる場合、それらは過去の実績及び将来の予想であり、今後の市場環境等を保証するものではありません。
●当資料は三井住友アセットマネジメントが信頼性が高いと判断した情報等に基づき作成しておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。
●当資料にインデックス・統計資料等が記載される場合、それらの知的所有権その他の一切の権利は、その発行者および許諾者に帰属します。
●当資料に掲載されている写真がある場合、写真はイメージであり、本文とは関係ない場合があります。