朴 承賢(パク・スンヒョン) 1977年、ソウル生まれ。ソウル大学大学院人類学科修士課程修了。東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻(文化人類学)博士課程修了。文化人類学専攻(日本と韓国社会の高齢化と福祉、家族と住まい、老年と死、市民社会と公共性に関する研究を行う)、ソウル大学人類学科BK21プラス事業団助教授、ソウル大学日本研究所HK研究教授を経て、現在は啓明大学日本学専攻助教授。 啓明大学 国際地域学部 日本学専攻 助教授 博士(学術)
老いゆく団地 ある都営住宅の高齢化と建替え 朴 承賢(パク・スンヒョン) 出版社名:森話社 発行年月:2019年3月 巨大団地、誕生と再生の物語 戦後の膨大な住宅需要のなかで、東京北区に残された広大な陸軍の火薬庫跡地に、5000戸を超える「都営桐ヶ丘団地」が誕生した。 それから約60年を経て建替えの時期を迎えたこの団地をフィールドに、当時憧れの団地に入居できた喜び、建替えがもたらす戸惑いやコミュニティ…