NISA(少額投資非課税制度)とは、NISA口座で購入した株式や投資信託などから得られる売却益や配当金、分配金が非課税になる制度です。英国で1999年に導入されたISA(Individual Savings Account、個人貯蓄口座)をモデルに、日本では2014年に始まりました。

 

2023年までの旧NISAには「一般NISA」と「つみたてNISA」があり、年間投資上限はそれぞれ120万円、40万円でした。非課税保有期間は一般NISAが5年間、つみたてNISAが20年間で、いずれか一方を選ぶ仕組みでした。

 

2024年から始まった新NISAでは、制度の利用期限がなくなり、非課税保有期間も無期限になりました。対象者は日本国内に居住する18歳以上の人で、NISA口座は1人につき1口座です。投資枠は次の2種類で、併用も可能です。

 

つみたて投資枠:年間投資上限は120万円。長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託などが対象。
成長投資枠:年間投資上限は240万円。上場株式や投資信託などが対象。

 

新NISAの非課税保有限度額は合計1,800万円で、つみたて投資枠だけでも利用できます。成長投資枠で利用できるのは、そのうち最大1,200万円です。また、商品を売却すると取得金額分の非課税枠を翌年以降に再利用できますが、年間投資上限は変わりません。

 

旧NISAで購入した商品は新NISAとは別枠で管理され、旧制度の非課税保有期間が適用される点には注意が必要です。

 

NISAは節税メリットが大きい一方で、リスク管理を誤ると想定外の損失につながるケースもあります。

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