「この先、生きていけない…」子ども3人を遺して夫が急死。「月37万円の保障」に支えられる45歳専業主婦が直面した〈消えない不安〉の正体【FPが解説】

「この先、生きていけない…」子ども3人を遺して夫が急死。「月37万円の保障」に支えられる45歳専業主婦が直面した〈消えない不安〉の正体【FPが解説】
(※画像はイメージです/PIXTA)

遺された家族へ毎月定額が支払われる「収入保障保険」には、年金形式で受け取る際の税金(雑所得)問題や、受取総額の減少、将来の物価上昇に対応しきれないといった見落としがちなリスクが潜んでいます。本記事では、夫の急死により月37万円の保障を受け取ることになった45歳専業主婦の事例をもとに、一見手厚い保障があっても家計が苦しくなる理由と、収入保障保険の注意点について、1級FPの大泉稔氏が解説します。

保険は「目先の安さ」だけで選ばない

筆者はかつて、保険の販売に従事していました。販売側からすれば保険料の割に結構良い収入(手数料)になる商品ではあるのですが、これまで述べてきたようなリスクを熟知していたため、個人のお客様に収入保障保険を提案したことは一度もありません。

 

収入保障保険は、契約から時間が経つにつれ、受取総額が減っていく仕組みです。そのため保険料は割安ですが、将来の物価上昇や家族のライフステージの変化に対応しきれないというリスクが潜んでいます。

 

遺された家族の生活を守るためには、目先の保険料の安さだけでなく、将来の支出増加や税金への影響までを見据えた保障内容を検討しておくことが不可欠です。

 

 

大泉 稔

1級ファイナンシャルプランナー

※個人情報保護の観点から、登場人物の情報を一部変更しています。

 

 

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