株式会社サンステラ、「Fiberon™ PPS-CF10フィラメント」発売へ…耐薬品性・耐熱性・難燃性・高剛性、高い寸法安定性を兼ね備えた純エンジニアリング用途向けスーパーエンプラフィラメント

フィラメントの特徴

●高い寸法安定性

●優れた耐薬品性

●250℃以上の高耐熱・難燃性

●高いクリープ耐性

背景

近年、製造業における3Dプリンター活用が、試作用途を越えて、最終用途部品や量産補助具・治具・機能部品へと拡がりを見せています。

 

こうした中、使用環境が厳しいケース（高温・薬品・難燃・寸法安定性を要求）においては、従来フィラメントの限界が露呈しており、真に「使える」材料が求められてきました。

 

本製品「Fiberon™ PPS-CF10」は、PPS基材にカーボンファイバーを10％前後配合した複合材料で、優れた耐薬品性・耐腐食性、耐熱（250℃以上レンジ）・難燃（UL94V-0相当）・低吸湿・高寸法安定性・高強度・高剛性という特徴を備え、まさに“困難用途”への3Dプリント活用を可能にします。

 

販売サイト

サンステラ3Dモール：https://sunstella.co.jp/products/polymaker-fiberon-pps-cf10

Polymakerストア：https://www.poly-maker.jp/fiberon-pps-cf10.html

 

販売価格：500g　¥18,700（税込）

スペック

カラー全1色

平均フィラメント径：1.75mm（<±0.05mm, 通常は〜±0.02mm）

重量：0.5kg

推奨プリント温度：310－350℃

推奨プリント速度：最大300mm/s

推奨ベッド温度：80˚C－90˚C

スプール内径：55±1mm

スプール直径：200±1mm

スプール幅：65.6±2mm

スプール重量：140±7g

 

ガラス転移温度｜DSC, 10℃/min｜97.7 ℃

融点｜DSC, 10℃/min｜279.69 ℃

結晶化温度｜DSC, 10℃/min｜218.8℃

熱分解温度｜TGA, 20℃/min｜502.7℃

ビカット軟化温度｜ISO 306, GB/T 1633｜267.5℃

熱変形温度｜ISO 75 1.8MPa｜133℃

熱変形温度｜ISO 75 0.45MPa｜252.5℃

Fiberon™シリーズについて・シリーズ再構築について

Polymakerの新ブランド「Fiberon™ byPolymaker」は、短繊維ファイバーや金属粉を配合した、高強度・高剛性・耐熱性・寸法安定性を兼ね備えたエンジニアリング用途向けフィラメントシリーズです。Bambu Lab製3Dプリンター用のスライスソフトには、Fiberon専用の印刷パラメーターがあらかじめ搭載されており、複雑な調整を行わずに安定した造形が可能です。

 

端面強化スプールを採用し、サポート材の利用時でも摩耗せず使用が可能です。

 

今後、Polymakerのフィラメントは「PolyLite™」「PolyMide™」「Polysonic™」などのシリーズが

 

機能性フィラメントの「Polymaker™」

美観フィラメント「パンクロマ™」

複合材フィラメント「Fiberon™」

 

の3シリーズに統廃合されます。

 

【会社概要】

会社名：株式会社サンステラ

会社サイト：https://sunstella.co.jp/

 

【出典】

PR TIMES：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000145.000083219.html