(※写真はイメージです/PIXTA)
2つの思考方法をうまく使い分ける
●あなたのチームはどこに向かっているでしょうか?
●あなたの会社は何をミッションとしていますか?
●上司や経営者であるあなたは、十分に部下や社員とそのことを話し合っていますか?
●何か問題が起こるたびに、現状と解決方法だけ質問していないでしょうか?
バックキャスティング的考え方(コーチング思考)ができない(未来の目標やそのイメージができない)ことについて、部下や社員を非難するような上司や経営者も存在するようです。
フォーキャスティング的考え方(解決思考)も、バックキャスティング的考え方(コーチング思考)も、どちらがよくて、どちらが悪い、ということはまったくありません。状況によって使い分けができればいいだけです。
ぜひ、経営者や管理職の方は、フォーキャスティング的考え方(解決思考)だけでなく、バックキャスティング的考え方(コーチング思考)を身につけてください。それがあなたの従業員や部下との1ON1を導くヒントになります。
バックキャスティング的考え方(コーチング思考)であれば、目的地を明確化し、全体像を眺める視点をもち込むことで、その手段を確実なものとできるのです。
●まとめ
2つの思考方法
1つめは、フォーキャスティング的考え方(解決思考)
2つめは、バックキャスティング的考え方(コーチング思考)
をうまく使い分けていきましょう。
尾澤 まりこ
合同会社ミライの芽 代表
※本記事は『1ON1に悩む管理職必須スキル コーチング思考』(ごきげんビジネス出版)の一部を抜粋し、THE GOLD ONLINE編集部が本文を一部改変しております。