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育ちの良さは「言葉遣い」に表れる
株式会社ワクワクコミュニケーションズが年収800万円から2,000万円台の男性1,613人に行ったアンケート調査によると、高収入男性が本気で結婚を考える女性の具体的な特徴が見えてきました。回答者の職業は「経営者」が最も多く、ほか40代では大企業の会社員、30代はIT関連、20代ではフリーランスと、その顔ぶれは様々。一方で、彼らが理想のパートナーに求める条件は驚くほど共通していたのです。
初対面で「この人は将来のパートナー候補かもしれない」と男性が意識する瞬間とは――調査で最も重視されたのは、意外にも「会話の内容や言葉遣い」。「外見・ファッション」「金銭感覚」と続きました。特に言葉の選び方には、その人の思考や人間性がにじみ出ると考えている男性は多いようです。
「女性らしい優しさや思いやりが、ふとした言葉や仕草に感じられると素敵だなと思います」
「自分が知らない分野の話を、分かりやすく教えてくれる知的な女性に惹かれます。お互いを高め合える関係が理想です」
アンケートからは、自分の意見をしっかり持ちながらも、相手への敬意を忘れないコミュニケーション能力が、信頼を築く上での第一歩だと考えられていることがわかります。一方で、どれほど魅力的でも、人の話を頭ごなしに否定したり、高圧的な態度を取ったりする女性は敬遠される傾向が顕著です。彼ら自身が、ビジネスの世界で言葉一つひとつを慎重に選び、信頼を勝ち取ってきたからこそ、パートナーにも同じように「誠実さ」と「相手を尊重する心」を求めているようです。
ファッションは「清潔感」と「堅実さ」の証明
パートナー候補の女性に着てほしいファッションは、「派手ではない、素朴で清潔感のあるスタイル」が圧倒的な支持を集めました。好きな女性有名人として「新垣結衣」さんや「長澤まさみ」さんのような、ナチュラルな魅力を持つ女性の名前が多く挙がったことからも、その傾向は明らかです。その理由を尋ねると、
「清潔感のある服装をしていると、育ちが良さそうに見える。親にも安心して紹介できます」
「派手な格好は、それだけで浪費家に見えてしまう。賢く生活できそうな女性がいいですね」
という声が聞かれました。彼らが女性のファッションに見ているのは、単なるセンスの良し悪しではありません。「堅実な金銭感覚」や「育ちの良さ」、そして「自分と並んで歩いたときの調和」といった現実的、かつ社会的な視点。自分を飾ることだけでなく、TPOや相手とのバランスを考えられる姿勢こそが、将来を共にするうえでの安心感につながるようです。
心を開くのは「最高の聞き上手」
関係を深めていくなかで、「この人とずっと一緒にいたい」と感じる会話とは――調査では、「一緒に笑い合えること」「聞き上手であること」「仕事への理解があること」の3つが特に重要であることが判明。多忙な日々を戦う彼らにとって、自分の仕事への理解は、何よりも嬉しいサポートとなります。
「自分の仕事にリスペクトを示してくれたとき。『もっと詳しく教えてください』と興味を持ってくれると、心を開きたくなります」
「とにかく楽しそうに話を聞いてくれる女性は魅力的です。相槌や笑顔が素敵だと、それだけで癒されます」
これらの声から、彼らが自分の価値観を尊重し、良き理解者となってくれる存在を強く求めていることが伝わってきます。ただ話が盛り上がるだけでなく、相手の話に真摯に耳を傾け、深く共感し、時には知的な刺激を与え合える。そんな関係性こそが、長期的なパートナーシップの土台になると考えています。