株式会社MG-DX(本社:東京都渋谷区、代表取締役:堂前 紀郎氏)は、2025年6月に発表した自社開発のAI-OCR技術と調剤特化型AIエージェント「薬急便 遠隔接客AIアシスタント」の機能統合を完了し、提供を開始した。本統合により、薬局に設置されたAI無人受付端末にて処方せんをスキャンするだけで、患者情報の自動取得と処方せんの有効期限確認が即座に実行される新たな運用が実現。これにより、患者さんによる入力作業が不要となり、受付対応の効率化と確認作業の標準化を図ることができるという。以下、PR TIMESより。

 

「薬急便 遠隔接客AIアシスタント」のAI無人受付では、本人確認のために患者さんによる氏名や生年月日などの入力を行い、受付後にスタッフが処方せんの有効期限を目視で確認する運用を行ってきました。これらはいずれも、薬局受付において正確かつ安全な対応を行うために必要な工程として、無人化された環境でも丁寧に対応できる体制を整えてきたものです。

 

今回、株式会社MG-DX(以下、当社)独自のAI-OCR技術を連携したことにより、これまで人手で行っていた情報入力や期限確認といった一連の受付プロセスのさらなる効率化が可能となりました。患者さんによる操作の簡素化や確認作業の自動化が実現したことで、受付対応のスピードと正確性が一段と向上し、薬局スタッフの業務負担軽減と患者満足度のさらなる向上が期待されます。

機能統合の概要

今回統合されたAI-OCR技術は、スキャンした処方せん画像から以下の情報を自動的に抽出・解析し、AI無人受付端末と連携して即時に処理を行う仕組みとなっています。これにより、従来は患者さんやスタッフが手動で行っていた患者情報の入力や有効期限の確認が、シームレスに自動化されます。

 

●患者情報(氏名・生年月日など)の自動読み取り

●処方せんの有効期限の自動判別とアラート表示

期待される効果

1. 受付時間の短縮

患者自身の入力負荷が軽減し、よりスムーズな受付が実現します。

 

2. 期限切れ処方せんの即時検出による案内工数の削減

受付時に期限切れが自動検出されることで、患者さんの滞在中に適切な案内が可能となり、再訪依頼連絡対応といった追加工数の発生を防止できます。

 

3. 業務の標準化とスタッフの負荷軽減

有効期限の目視確認が不要となることで、属人的な対応のばらつきを抑制し、業務の質を安定させます。

 

当社では、今後もAI技術と薬局業務の融合を進め、現場の業務効率化と患者サービスの両立を図るソリューションを開発・提供してまいります。「薬急便」シリーズを通じて、受付・調剤・服薬指導・会計といった調剤業務の一連のプロセスを、よりシームレスかつスマートに支援することで、薬局のDXを包括的に支援してまいります。

「薬急便 遠隔接客AIアシスタント」事業責任者コメント

三澤 佳祐(株式会社MG-DX 遠隔接客事業部 事業部長)

 

遂に、「薬急便 遠隔接客AIエージェント」の受付AIエージェントに目となる機能の提供が開始できました。

 

今回、第一弾として、受付に必要な患者情報の患者さんによる入力の代替と処方せんの有効期限の確認機能の提供となりますが、今後、更に便利な機能を拡充していく予定です。

 

是非、ご期待くださいませ。

 

 

【会社概要】

会社名:株式会社MG-DX
公式サイト:https://www.mg-dx.co.jp/

 

【出典】

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000048.000093498.html

 

※本記事はPR TIMESからの転載です。

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