土地登記費用の計算例
登記にかかる費用は、不動産の固定資産評価額や、手続きの内容によって大きく異なるため、一概に費用の相場や目安を算出するのは困難です。そこで以下からは、実際に表題部・権利部の登記を行う際の費用を計算してみます。
前提条件
・固定資産税評価額2,500万円の土地を売買で取得する
・土地の境界確定と土地地積更正登記を行う
・売買による所有権移転登記を行う
・土地家屋調査士・司法書士への報酬は全国平均値をもとに算出する
これらの前提条件をもとに計算してみると、結果は次のようになります。

この金額に書類の取得費用などを含めると、登記に必要な費用は約100万円となります。このように、土地の境界確定などの測量費用がかかる場合と、登録免許税が高額である場合には、登記手続き費用が非常に高額となってしまいます。