便利グッズを使えば、ぬか床の手入れが楽になる
ーーぬか漬けを失敗しないコツはありますか。
しらいのりこさん)
おいしいぬか床を保つため、特に注意したいのが水分調節です。ぬか床の状態を見ながら水を抜いたり、米ぬかや塩を足したりして調整します。
ぬか床をかき混ぜるのは2日に1回ほどでも大丈夫ですが、大切なのは混ぜた後にしっかり空気を抜き、表面を平らにしておくことです。表面が乱れていると水が溜まりやすく雑菌が入る原因になるので、気をつけましょう。
また、乳酸菌は温度変化によって動きが変わるため、冷蔵庫で保管すると菌の動きが安定します。
ーー水分調節が大変そうですが、初心者でも簡単にできる方法はありますか。
しらいのりこさん)

これからぬか漬けを始めようと考えている方におすすめしたいのが、私も愛用している樹脂製の『ぬかどこボックス』です。
このアイテムは、内容器の底に水抜きスリット穴が付いており、放っておいても余分な水分が下に落ちてくれるので、面倒な水分管理が不要です。水を抜いたり、ぬかを足したりする頻度も減り、ぬか床の手入れがグンと楽になりました。
また、『ぬかどこボックス』を使う前は、ぬか床がびしょびしょになるのを防ぐため、事前に野菜を塩漬けし、余分な水分を抜いていました。しかし、塩漬けすると塩分が入りすぎてしょっぱくなりすぎることに困っていたのです。今ではこの悩みも解消され、私好みのぬか漬けに仕上がるようになりました。
そのまま冷蔵庫に保管できるし、かき混ぜ用のしゃもじが付いているので、手に匂いがつきにくいのもうれしいポイントです。怪我をしてる人、爪が長い方、マニキュアなどしてる方も安心してお手入れできます。
お助けアイテムの『ぬかどこボックス』を使えば、初心者も手軽にぬか漬けライフが楽しめます。ぜひ、自家製のぬか漬けにチャレンジしてみませんか?
ーー次回は、ぬか漬けのおすすめレシピや、変わりダネのぬか漬け、ぬか床にトラブルが起きた時の対処法について紹介します。
※本記事は、健康、食、暮らしをテーマに、専門家による「すぐに役立つ」情報を届けるサイト『AUX Magazine』からの転載記事です。全文はコチラから。
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