(※写真はイメージです/PIXTA)
平均年齢よりも遅くなったけど…プロポーズ大成功!のはずが
高橋達也さん(仮名・35歳)。大手IT企業で働くサラリーマンです。先日、3年間の交際を経てプロポーズ。5歳年下の彼女と、めでたくゴールインに至りました。
――ほとんどの友人が30歳前後には結婚してしまったので、正直焦る気持ちはありました。ただお互い仕事が忙しくて、(結婚に向けての)具体的な話をできずにいました
アニヴェルセル株式会社が行った調査によると、「プロポーズを受けた(した)タイミング」で最も多かったのが「相手/自分の誕生日」で19.0%。「付き合い記念日」15.8%、「クリスマス」7.0%と続きました。また「プロポーズしたい・されたい場所」として最も多かったのが「ふたりの思い出の場所」で48.8%。「夜景がキレイな場所」39.4%、「自宅(家)」30.0%、「旅行先」29.3%、「おしゃれなレストラン」26.4%、「海が見える場所」24.5%、「高級ホテル」22.6%と続きました。高橋さんの場合は……
――普通に自宅です。一緒にご飯を食べているときに「結婚してください」と伝えました
厚生労働省『人口動態調査』によると、日本の婚姻数は2023年には50万組を下回りました。これは90年前の人口が現在の半分だったときと同じ水準です。1970年代後半から2000年ごろまでは70万組台で推移していましたが、以降は減少傾向が続いています。特に2020年以降は新型コロナウイルスの影響で婚姻数の減少が顕著になり、コロナ終息後も回復には至っていません。
また平均初婚年齢は31.1歳、女性は29.7歳。20年ほど前と比べて、男女ともに2歳ほど遅くなっています。一方で初婚のピークは男女ともに27歳。平均的な年齢では結婚が遅く感じるのはそのためです。
そんな幸せの絶頂にある高橋さんですが、その後、結婚は破談。彼女とも別れてしまったといいます。