(※画像はイメージです/PIXTA)

古くから漢方薬にも使われ、現在も健康食材として注目を集める生姜。そのおいしさに誰より早く気づき、今から約30年前に全国でも珍しい生姜料理専門店を立ち上げたのが、「生姜の女神」とも呼ばれる森島土紀子さんです。ご本人も大の生姜好きで、さぞ健康を意識して日々生姜を摂られているのかとお聞きしてみると、あっけらかんと「おいしいから」。とにかく何にでも生姜を入れるという森島土紀子さんに、生姜の味わい深さや食材としての魅力、毎日使えるコツなどたっぷりと語っていただきました。※本稿は、健康、食、暮らしをテーマに、専門家による「すぐに役立つ」情報を届けるサイト『AUX Magazine』からの転載記事です。

真冬でも裸足、冷え性で悩んだことはない森島さん

私自身、3度の食事には必ず生姜を使ってますし、飲み物もすべて生姜を入れています。生姜を食べ続けることによる健康の変化ですか? もうずっと食べているので正直わからないんですけど(笑)、これまで冷え性で悩んだことはないですね。便秘もしたことがありません。

 

 

ここ何年も風邪を引いたこともないし、1年中裸足でも平気です。更年期障害も「あったのかな?」という感じですし、老眼にもならなかったんですよ。これが生姜のおかげかはわかりませんけどね。特に健康を意識して生姜を食べているわけではなくて、生姜を入れると料理がおいしくなるからという理由だけなんです。

 

毎日の料理で上手に生姜を使う方法

生姜を選ぶときはできるだけ色ツヤの良いものを選ぶといいと思います。生姜は東南アジアが原産の野菜なので、本来は寒さが苦手です。ですから冷蔵庫保存は避けたほうがいいと思います。スーパーで売っているくらいの小さなものであれば常温で置いといて2、3日で使い切ってしまうといいかもしれませんね。

 

使いきれないようでしたら調味料にしてしまうのもおすすめ。薄切り生姜を砂糖と水で煮詰める「ジンジャーシロップ」や、刻んだ生姜とニンニクをごま油で漬ける「生姜ガーリックごまオイル」はあると本当に便利です。

 

 

「ジンジャーシロップ」は砂糖がわりに料理に使ったり、飲み物やお酒に入れたりしてもおいしい。「生姜ガーリックごまオイル」はバゲットやトーストにつけたり、ペペロンチーノ、炒め物、ドレッシングと何にでも合う万能調味料です。ごま油の代わりにオリーブオイルも合います。

 

それともう一つお伝えしたいのは、生姜の皮は剥かないで使いましょう。皮のところに香りや栄養が詰まっているんです。

森島さんの生姜ライフに欠かせないアイテムとは?

どんな料理も生姜をちょこっと足すだけで本当においしくなります。そんな時に大活躍してくれるのがオークスの「おろしスプーン」です。

 

 

私が「おろしスプーン」に出会ったのは、十数年前のことでした。生姜の他にもニンニクやわさびなどのすりおろしにも使えるし、銀杏やニンニクを叩く綿棒がわりにもなる。本当に便利な道具だなぁと感動していたところ、このスプーンを使ったレシピ開発をしませんかというお声が。

 

大の生姜ファンだった私は「はい、喜んで!」と即答。それから今までお店でも自宅でもずっと愛用しています! 何年使ってもすり心地は変わらず。お店のスタッフにも大人気ですし、私の生姜ライフには欠かせないアイテムです。

 

ぜひみなさんも生姜生活を始めて、楽しく元気に過ごしましょうね!

 

 

※本記事は、健康、食、暮らしをテーマに、専門家による「すぐに役立つ」情報を届けるサイト『AUX Magazine』からの転載記事です。全文はコチラから。

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※ 本稿は、健康、食、暮らしをテーマに、専門家による「すぐに役立つ」情報を届けるサイト『AUX Magazine』からの転載記事です