日本人の平均寿命は84.00歳、健康寿命は74.09歳…10年は医療や介護が必須
世界銀行による『世界の平均寿命』によると、世界一の長寿国は「マカオ」で85.38歳。2位は「リヒテンシュタイン」で84.32歳、3位は「日本」の84.00歳でした。
一方で「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」と定義されている健康寿命は、日本は74.09歳で、こちらは世界1位。男女別にみていくと、男性は72.64歳、女性は75.48歳で、ともに世界1位でした。
【世界「平均寿命」ベスト10】
1位「マカオ」85.38歳
2位「リヒテンシュタイン」84.32歳
3位「日本」84.00歳
4位「香港」83.66歳
5位「仏領ポリネシア」83.55歳
6位「スイス」83.45歳
7位「フェロー諸島」83.30歳
8位「オーストラリア」83.20歳
9位「スウェーデン」83.11歳
10位「スペイン」83.08歳
出所:世界銀行/資料:GLOBAL NOTE
【世界「健康寿命」トップ10】
1位「日本」74.09歳
2位「シンガポール」73.55歳
3位「韓国」73.06歳
4位「スイス 」72.52歳
5位「キプロス」72.41歳
6位「イスラエル」72.38歳
7位「スペイン」72.09歳
8位「フランス」72.08歳
9位「アイスランド」71.98歳
10位「イタリア」71.92歳
出所:WHO/資料:GLOBAL NOTE
平均寿命と健康寿命の差異は日本人で10年ほど。つまり病院や介護施設と仲良く付き合っていかないといけない期間を10年ほどは覚悟しなければならないということ。そこで真っ先に気になるのが、お金のことかもしれません。
生命保険文化センター『2021年度生命保険に関する全国実態調査』によると、在宅介護をスタートさせる際に、準備として平均74万円、在宅介護で月4.8万円。年間60万円ほどの介護費用を見込んでおく必要があります。