お盆休み。実家(義実家)に帰省をした(帰省中)という人も多いのではないでしょうか。そんななか、「もう義実家には行きたいくない!」という怒りや悲鳴が、あちらこちらから聞こえてきます。その理由はさまざま。みていきましょう。
もう義実家に行きたくない!年収650万円「43歳・公務員の長男家族」2年ぶりの帰省も「妻がブチ切れ」のワケ (※写真はイメージです/PIXTA)

もう義実家に行きたくない!…親戚の「執拗なマウント」に嫌悪感

2024年のお盆休み。関東では明日16日、台風が接近などという予報なので、帰省している人のなかには、「急きょ、本日帰宅」という人もいるのではないでしょうか。

 

そんななか、2年ぶりに義実家に帰省したという田中美穂さん(仮名・40歳)は「もう、絶対に義実家にはいかない!」と怒りをあらわにします。その原因は義姉。昨年、義実家は二世帯住宅に建て替え。義親のほか、義姉一家が住んでいます。

 

それまで帰省をしてもなかなか会う機会はありませんでしたが、今回は同じ建物の隣に住んでいるだけあり、何かと顔を合わせる機会が多かったといいます。それまでは表面的な付き合いしかなく、「好きも嫌いもなかった」と美穂さん。しかし今回は大きく違ったといいます。

 

――XX(3つ上の美穂さんの夫の名前)、いつまで公務員しているのよ

――あんた長男なんだから、うちの旦那みたいに、もっと稼げるようにならないと

――ちょっと口きいてあげてもいいわよ

 

実弟に対して突然のマウント。呆気にとられるとともに、不快感もものすごかったといいます。美穂さんの夫は公務員で年収は650万円ほど。可もなく不可もなく、といったところですが、美穂さんは十分だと思っています。

 

対し、義姉の夫は名の知れたコンサルティング会社で働き、その年収は美穂さんの夫の5倍だといいます(自己申告)。確かに凄いとは思いますが、稼いでいるのは夫。なにに「ちょっと口きいてあげてもいいわよ」と、なぜ義姉が上から目線で話すのか……理解に苦しみます。

 

さらに義姉への嫌悪感は続きます。

 

――うちのOO(義姉の長男)、この前の全国模試、全国で100位以内に入ったのよ

――美穂さんのおうちは、どれくらい?

――えっ、中学受験しないの? ダメよ、いまどき、中学受験はマストよ

 

話題は子どもたちにも。そこでも繰り広げられるマウントに、本当に辟易としたという美穂さん。今後も義実家への帰省のたびに、義姉のマウントにさらされると思うと……想像するだけで気が滅入ってくるといいます。