お盆休み。実家(義実家)に帰省をした(帰省中)という人も多いのではないでしょうか。そんななか、「もう義実家には行きたいくない!」という怒りや悲鳴が、あちらこちらから聞こえてきます。その理由はさまざま。みていきましょう。
もう義実家に行きたくない!年収650万円「43歳・公務員の長男家族」2年ぶりの帰省も「妻がブチ切れ」のワケ (※写真はイメージです/PIXTA)

もう義実家に行きたいくない…なぜか夫が「イクメン」に変身

田中愛彩さん(34歳・仮名)も、帰宅早々、「もう義実家には行かない!」と怒りの投稿。夫の実家に帰省をしたのは1年ぶり。前回は愛彩さん、出産前。今回は、もうすぐ1歳になる長男を連れて帰るということで、義親の歓迎ぶりは思わずひいてしまうほどだったといいます。

 

――孫は目に入れても痛くないと言いますし

 

喜ぶ義親をみて「良かった、良かった」と安心の愛彩さん。最近は長男につきっきりだったので、ここぞとばかりに長男を義親にまかせ、のびのびさせてもらったといいます。

 

ここまで聞いていると、幸せな3世代、充実の義実家への帰省をイメージしますが、問題は夫でした。

 

――家ではだらっとしているのに、実親の前でイクメンアピール

――なんで家ではおむつも替えないのに、実親の前では積極的なんだよ

――帰ってきたらいつもの夫

――本当、イラつくだけだから、もう義実家には行かない!

 

東京都が行った『男性の家事・育児実態調査』によると、「夫婦間における家事・育児分担に満足していますか? 」の問いに対して、夫は「満足している*」が78.3%に対して、妻は48.0%。その差は、実に30%もありました。

 

*「とても満足している」と「どちらかと言えば満足している」の合計

 

さらに「配偶者に対する不満を教えてください」の問いに対して、夫の最多は「特に不満はない」で47.0%。対し妻の最多は「自分が言わないと育児をしてくれない」で37.7%。

 

やっているつもりの夫、不満を抱える妻。日常からそのような構図なのに対し、義実家に行ったらイクメンアピール。「もう、義実家には行かない!」と、妻がブチギレるのも当然のことかもしれません。

 

――今度は夫だけで義実家に帰省させてみます

 

子どもと二人きりで外出したことのない愛彩さんの夫。泣いて困っている様子が目に浮かびます。

 

――子育ての大変さを思い知るがよい

 

愛彩さんは、来年に向けて計画中です。