もう義実家に行きたいくない…なぜか夫が「イクメン」に変身
田中愛彩さん(34歳・仮名)も、帰宅早々、「もう義実家には行かない!」と怒りの投稿。夫の実家に帰省をしたのは1年ぶり。前回は愛彩さん、出産前。今回は、もうすぐ1歳になる長男を連れて帰るということで、義親の歓迎ぶりは思わずひいてしまうほどだったといいます。
――孫は目に入れても痛くないと言いますし
喜ぶ義親をみて「良かった、良かった」と安心の愛彩さん。最近は長男につきっきりだったので、ここぞとばかりに長男を義親にまかせ、のびのびさせてもらったといいます。
ここまで聞いていると、幸せな3世代、充実の義実家への帰省をイメージしますが、問題は夫でした。
――家ではだらっとしているのに、実親の前でイクメンアピール
――なんで家ではおむつも替えないのに、実親の前では積極的なんだよ
――帰ってきたらいつもの夫
――本当、イラつくだけだから、もう義実家には行かない!
東京都が行った『男性の家事・育児実態調査』によると、「夫婦間における家事・育児分担に満足していますか? 」の問いに対して、夫は「満足している*」が78.3%に対して、妻は48.0%。その差は、実に30%もありました。
*「とても満足している」と「どちらかと言えば満足している」の合計
さらに「配偶者に対する不満を教えてください」の問いに対して、夫の最多は「特に不満はない」で47.0%。対し妻の最多は「自分が言わないと育児をしてくれない」で37.7%。
やっているつもりの夫、不満を抱える妻。日常からそのような構図なのに対し、義実家に行ったらイクメンアピール。「もう、義実家には行かない!」と、妻がブチギレるのも当然のことかもしれません。
――今度は夫だけで義実家に帰省させてみます
子どもと二人きりで外出したことのない愛彩さんの夫。泣いて困っている様子が目に浮かびます。
――子育ての大変さを思い知るがよい
愛彩さんは、来年に向けて計画中です。