夫が高給なほど増える「専業主婦世帯」の割合
内閣府男女参画局の資料によると、2020年時点、夫婦共働き世帯は1,151世帯(妻がパート:668万世帯、妻がフルタイム:483万世帯)。対して、専業主婦世帯は571万世帯と、共働き世帯の半分程度になっています。
夫の所得階級別に妻の有業率をみていくと、年間所得300万~500万円あたりが有業率7割とピークになり、その後、夫の所得が増えるに従い減少。年間所得1,500万円以上で妻の有業率は56.0%となっています。
【夫の所得階級別「妻の有業率」】
100万円未満:51.8%
100万200万円未満:58.8%
200万~300万円未満:67.7%
300万~400万円未満:71.7%
400万~500万未満:71.9%
500万~600万未満:70.1%
600万~700万未満:67.7%
700万~800万未満:66.6%
800万~900万未満:64.4%
900万~1,000万円未満:60.9%
1,000万~1,500万円未満:58.6%
1,500万円以上:56.0%
夫が高給取りであれば、妻は子育てに専念などというパターンが多くなるのかもしれません。まさに夫が一家の大黒柱。もし夫に万が一のことがあったら生活は破綻してしまうので、備えをしっかりしておくことが、夫が高給取りという家庭の課題だといえるでしょう。
ただ備えなければならないのは、夫の万が一のときだけじゃないと、実体験を投稿する41歳のサラリーマン。現在の給与は月収で45万円、年収で800万円ほど。同世代の大卒サラリーマンの平均よりも少々高めです。ただほんの1年前までは、月収250万円、年収で3,000万円超えという高給取りサラリーマン。誰もが羨む勝ち組だったというから驚きです。そんな彼の年収は、なぜ1年ほどで4分の1になってしまったのでしょうか。