夫婦といっても、常に同じ方向を向いているとは限りません。まったく別の方向を向いて、その違いが取り返しのつかない事態になることも珍しくないでしょう。5年前、妻に取り返しのつかないことを言ったと後悔する男性。そのひと言とは?
悔やんでます…「月収43万円」44歳のサラリーマン夫、5年前、キャリア妻に言ってしまった〈取り返しのつかないひと言〉

妻「私、生みたいと言ったよね」に、「よく覚えていない」と首を傾げる夫

――どうして、こんなことになってしまったのか……悔やんでいます

――時を戻せるなら、5年前に戻りたい

 

後悔を念を投稿した44歳の男性。後悔の原因は、5歳下の妻。ふたりの出会いは10年ほど前。当時、2人とも大手企業に勤めていましたが、妻が男性の所属する部署に異動してくるまでは、まったく接点がなかったといいます。

 

同じ部署になってからも、しばらくは先輩と後輩という間柄でしたが、ほどなくして交際に発展。結婚をしたのは、いまから8年ほど前のことだといいます。

 

妻は結婚後もそのままキャリアを積んでいくことを選択しましたが、夫である男性は結婚を機に転職を決意します。「理解のある職場でしたが、社内結婚だと少々気まずいというのもあり。ちょうど新天地で挑戦をしてみたいとも思っていたので」と男性。転職したのは、それまでの大企業のひと回りも下回りも小さな中小企業。給与もダウンしたといいます。しかし転職して7年ほど。がむしゃらに頑張り、いまでは大手企業の給与に肩を並べたと自負しているといいます。

 

厚生労働省『令和5年賃金構造基本統計調査』によると、大企業(従業員規模1,000人以上)勤務44歳サラリーマンの給与は月収で42.9万円、年収で748.9万円。一方で中小企業(従業員10~99人)の平均給与は月収で33.7万円、年収で518.4万円。月収で10万円ほど、年収で200万円以上の差が生じています。しかし、その差を縮めて「大企業並みの給与」を手にしているというのですから、男性の頑張りは素晴らしいのひと言。

 

――これでやっとひと息つける

 

そう思ったと男性。そして妻に「そろそろ俺たち、子どもについて考えてみないか」と話したところ、思ってもないひと言が返ってきたといいます。

 

――絶対いや。私、あのとき(子どもを)生みたいって言ったよね

 

妻の強い拒否反応に、思わず呆然としてしてしまったといいます。

 

――(あのとき……いつだ?)