月収上位10%に入る大卒サラリーマン、華麗に引退
――いいサラリーマン人生でした
60歳定年を機に会社勤めに区切りをつけた山本大さん(仮名・現在62歳)。定年前に月収は80万円とサラリーマン人生史上ピークに達し、有終の美を飾ったと自負しているといいます。
厚生労働省『令和5年賃金構造基本統計調査』によると、大卒サラリーマンの20代前半の平均月収は24.3万円。年齢共に上昇の一途を辿り、定年前の50代後半で53.2万円とピークに達します。
【年齢別「大卒サラリーマンの給与」】
20~24歳…24.3万円/356.2万円
25~29歳…28.3万円/474.0万円
30~34歳…32.6万円/549.4万円
35~39歳…37.9万円/645.5万円
40~44歳…42.4万円/704.2万円
45~49歳…46.7万円/774.5万円
50~54歳…50.6万円/839.7万円
55~59歳…53.2万円/879.1万円
※数値左より、月収/年収
また大卒サラリーマン・50代後半の月収の中央値は47.4万円。上位25%が60.9万円、上位10%が76.6万円。山本さん、大卒サラリーマンのなかでも上位10%に入る給与額を記録しました。
また山本さんが手にした退職金は3,200万円。直近月収の40ヵ月分です。厚生労働省『令和5年就労条件総合調査』によると、大卒サラリーマンの定年退職金は、勤続35年以上で2,037万円。山本さんの退職金は平均を大きく上回る金額。自負する通り、山本さんはサラリーマン人生、有終の美を飾ったのです。
定年直前に最高月収80万円を記録。退職金は3,200万円。そしてコツコツと進めてきた貯金は2,000万円だといいます。何の心配事もなく、定年を機に会社を華麗に去っていく山本さん。同期は称賛の気持ちを込めて「勝ち逃げの山本」といって送り出したといいます。
2025年2月8日(土)開催!1日限りのリアルイベント
「THE GOLD ONLINE フェス 2025 @東京国際フォーラム」来場登録受付中>>