新NISAの導入により、投資に関心を持つ人が増えているようです。しかしなかには、「投資に回せるお金が少ない……」と思っている人も多いでしょう。そんな余剰資金の少ない人にとって、相性がいいのはどのような投資でしょうか? 本記事では、余剰資金の少ない人が「FX」を始めるべき理由について、株式会社ソーシャルインベストメントの清水一喜氏が解説します。
新NISAで投資ブーム!でも余剰資金が少ない…「元手10万円」で速く大きく資産を増やす方法 ※画像はイメージです/PIXTA

投資資金が少ない人にとってレバレッジは諸刃の剣

レバレッジの強み

レバレッジとは、証拠金をもとに手元資金の何倍もの取引を可能にする方法です。たとえば、レバレッジ10倍で手元の資金が10万円だった場合、100万円分のトレードができます。FXは、投資資金が少ない人でもレバレッジをかけることで、元手以上のトレードをすることができます。

 

FXは、レバレッジをかけることができる代表的な投資です。FXは、投資資金が少ない初心者トレーダーでも、資金があるプロトレーダーと同等のトレードが行えることが魅力です。

 

投資資金の少ないトレーダーがFXを行う最大のメリットは、同じ資金でもFXのほうがほかの投資と比べて資産の増加スピードが速いということです。

 

複利運用の場合、元本が大きければ大きいほど、資産が増えるスピードは指数関数的に増加します。そのため、初期投資額が少ないと複利で増える資産は雀の涙ほどです。資産の増加量が少ないと、初心者トレーダーは、「資産が増えないことに焦りを感じ、稼ぐこと」に専念する傾向があります。その結果、無理なトレードを行い、かえって資産を減らしてしまうのです。

 

資産の増加スピードの問題を解決するのが、FXをはじめとしたレバレッジ商品です。FXは、投資資金が少ない人が投資家として投資の世界に参入するための架け橋となるのです。

 

レバレッジの弱み

資産の増加スピードが速く魅力的なFXですが、レバレッジを取り扱う以上、デメリットも存在します。資産の増加スピードが速い分、取り扱いを間違えると資産を減らすスピードも速くなる点です。レバレッジをかけて元手の数倍の取引を行なっているので、損益額も数倍になります。

 

人は得をするときよりも、損をしたときのほうが心理的な負担は大きくなる傾向があります。そのため、普段慣れていない額の損切りをした際に、自分のメンタルを制御できなくなる場合があるのです。その結果、損を取り戻すために大きなロットを張って、さらに損を拡大させてしまうおそれがあります。

 

レバレッジをかけるFXは、投資資金が少ない人の武器になりますが、資産を減らす毒にもなることを意識するべきでしょう。