個人的に好きで応援したい会社の株は、やはり買いたくなるのが人情というもの。しかし、それを軽率に買ってしまうことは慎むべきかもしれません。十分な利益が出ないどころか、大きな損失を被る場合もあるからです。本稿では、株式会社ソーシャルインベストメントの川合一啓氏が、好きで応援したい会社の株を買う前にチェックしたいポイントについて解説します。
「好き」「応援したい」会社の株を買う前に…“必ず”チェックすべき〈3つのポイント〉【株式投資のプロが解説】 (※写真はイメージです/PIXTA)

その「株主優待」がお金で買えるものかどうかチェックする

一般消費者向けの商品やサービスを提供している会社のファンになり、株主優待目当てで株を買う人もいるでしょう。たとえば株主優待として、その会社が運営する店舗で使える商品券などを受け取れる場合です。

 

しかし、そのような株主優待を目当てに株を買うことは、あまりおすすめできません。

 

なぜならば、そうした株主優待は結局お金で買えるものであり、それならばお金をもらったほうが多くの使い道があるからです。そのお金で別の会社に投資を行い、十分な配当や売却益を得て、株主優待以上のお金を余計に得られるのであれば、そちらのほうが良いのではないでしょうか。

 

利益を出すために投資をするならば、「株主優待は不要」という態度のほうが正しいのかもしれません。あくまで株主優待は「おまけ」。それを目当てに株を買って損失を被るとしたら、本末転倒といえます。

 

その株主優待がお金で買えるものでないかをチェックし、もし買えるものなのであれば、お金をもらったほうが良いはずです。その場合、株主優待目当てですぐにその株は買うのではなく、配当と売却益を目的に買うべき銘柄を吟味し直すべきといえるでしょう。

 

ただし、好きで応援したい会社がお金では買えない株主優待を出しているならば、それを購入の一要因とするのは良いことかもしれません。