戸建てを購入する際に気になるのが「頭金はどのくらい必要なのだろうか」という点ですよね。頭金は絶対に必要となるものではありませんが、住宅ローンを組む場合、用意しておくことをおすすめします。本記事では頭金の相場を紹介し、用意することのメリット・デメリットなども解説します。
「一戸建ての頭金」はいくら必要?物件価格6,000万円〈頭金ゼロ~500万円〉をシミュレーション (※写真はイメージです/PIXTA)

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頭金を払って戸建てを買う際のシミュレーション

ここではさらにわかりやすく、頭金を払って戸建てを買う際の具体的なシミュレーションを紹介します。今回、以下の条件を想定してシミュレーションしてみます。

 

物件価格:6,000万円

世帯年収:800万円

金利:1%

借入期間:35年

頭金:0円、100万円、200万円、300万円、400万円、500万円

 

返済総額と月々の返済は以下のとおりです。

 

◆頭金:0円

月々返済額:169,371円/ローン返済額:71,135,820円

◆頭金:100万

月々返済額:166,548円/ローン返済額:69,950,160円

◆頭金:200万円

月々返済額:163,725円/ローン返済額:68,764,500円

◆頭金:300万円

月々返済額:160,902円/ローン返済額:67,578,840円

◆頭金:400万円

月々返済額:158,079円/ローン返済額:66,393,180円

◆頭金:500万円

月々返済額:155,257円/ローン返済額:65,207,940円

 

頭金が500万円あると、ゼロのときと比べて月々の返済額が1万円以上安くなります。1,000万円頭金を支払えば、毎月の返済額は141,142円です。このように頭金の部分が大きくなればなるほど借入部分が減り、月々の返済額や総額が安くなると考えてください。

 

頭金を捻出するには

難しいのが「頭金を捻出すること」ですよね。ここでは頭金を捻出するための方法を4つ紹介します。

 

低金利のローンを利用する

できるだけ低金利のローンを利用しましょう。すこし金利が違うだけで、トータルの返済額が大きく変わります。金利は金融機関によって異なります。いくつか金融機関の情報を集めて、金利の低いローンを見つけましょう。

 

副業やキャリアアップなどで貯蓄する

貯蓄を増やすためには、いわゆる「入」を増やすか「出」を抑えるかしかありません。「入」を増やす方法としては、副業やキャリアアップなどの選択肢があります。ここで大事なのが逆算です。「このくらいの家がほしいから、このくらいの頭金が必要。そのためには月にいくら収入を増やすべきか」を考えましょう。やみくもに副業や転職活動をはじめるよりも効率的に貯蓄できます。

 

家計を見直して節約する

「出」を抑える方法として手っ取り早いのが節約です。毎月、きっちり家計簿を付けましょう。何にどれだけお金がかかっているかを調べ、無駄づかいがないかチェックしてください。見直しやすいポイントは以下のとおりです。

 

①毎日の水道代

②電気の使用量

③ガス代

④余計な月額課金サービス

⑤保険

 

使っていないものがあれば、解約も検討しましょう。

 

住宅取得資金贈与の特例を利用する

住宅取得資金贈与度を使えば、贈与税の非課税枠110万円(暦年贈与)とは別に、ある程度まとまった金額を非課税で支援してもらえます。親や祖父母から住宅を取得するための資金を贈与される場合、一人あたり最大で1,000万円の非課税枠があるのです。

 

戸建ては頭金を用意してから購入するのがおすすめ

戸建てを購入する場合、できるだけ頭金を用意しましょう。頭金があればローンの総額が減り、月々の支払いが楽になります。

 

大事なのは目当ての物件を見つけることです。まずは「こんな家に住みたい」という目標を持って、次に「その家に住むには、頭金をどのくらい貯めればいいか」を逆算しましょう。

 

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