「太っている=メタボ」ではない!現役世代の天敵「メタボリックシンドローム」…“明確な診断基準”と“改善方法”【医師が解説】

Sponsored
株式会社クレディセゾン
「太っている=メタボ」ではない!現役世代の天敵「メタボリックシンドローム」…“明確な診断基準”と“改善方法”【医師が解説】
(※画像はイメージです/PIXTA)

医師から「あなたは“メタボ”です」と言われても、強い危機感を抱く方は多くないでしょう。しかし、高座渋谷つばさクリニックの武井智昭院長によると、令和2年の日本人の死因の第2位である「心疾患」、さらには第4位の「脳血管疾患」は、いずれも“メタボ”に関連する疾病であるといいます(第1位は「がん」、第3位は「老衰」)。では、メタボリックシンドロームはどのように改善・予防していけば良いのでしょうか。武井院長が解説します。

メタボ改善・予防のための「理想の運動」

メタボリックシンドローム改善・予防において食生活と同じくらい重要なのが「運動」です。なかでも、おすすめは「有酸素運動」です。体内に酸素を取り入れ、体脂肪を燃焼させることができます。

 

具体的には、心拍数が100~120程度で身体にあまり負担がかからないウォーキングやジョギング、エアロビクスなどを「30分以上」続けることを目標にしてください。食事制限とあわせて週2回程度のペースで続けていけば、数ヵ月で体重と脂肪を落とすことが期待できます。

 

有酸素運動に加え、「筋力トレーニング」も重要です。有酸素運動だけでは脂肪のみならず筋肉量も減少してしまいますから、筋力トレーニングにより筋肉量をキープしましょう。また、筋肉量が増加すると基礎代謝量も上がり、瘦せやすい身体のコンディションをつくることができます。

 

スクワットなど、筋肉量が多い下腿や背中の筋肉を動かすトレーニングが、代謝アップに効果的です。

 

おわりに

メタボリックシンドロームは、生活習慣により重篤な脳卒中・心筋梗塞の引き金になる一方で、生活習慣を見直すことで改善できます。

 

毎年の健康診断の結果をしっかりとチェックし、日々の生活習慣を振り返り、改善法を試していくことが、「人生100年時代」を健康的に過ごすカギとなるでしょう。

 

 

武井智昭

高座渋谷つばさクリニック

院長

 

【関連記事】

■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】

 

■親が「総額3,000万円」を子・孫の口座にこっそり貯金…家族も知らないのに「税務署」には“バレる”ワケ【税理士が解説】

 

■恐ろしい…銀行が「100万円を定期預金しませんか」と言うワケ

 

■入所一時金が1000万円を超える…「介護破産」の闇を知る

 

■47都道府県「NHK受信料不払いランキング」東京・大阪・沖縄がワーストを爆走

 

本記事は、株式会社クレディセゾンが運営する『セゾンのくらし大研究』のコラムより、一部編集のうえ転載したものです。