【華道家監修】枯れにくい花はどんな花があるの?花を長もち&元気にするポイント!

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オークス株式会社
【華道家監修】枯れにくい花はどんな花があるの?花を長もち&元気にするポイント!
(※画像はイメージです/PIXTA)

生活のなかに花があるのは癒しです。それではその花を実際に生活に取り入れるためには何に気を付けたらよいのでしょうか。本連載はそんな疑問に華道家の視点から解説します。
※本稿は、健康、食、暮らしをテーマに、専門家による「すぐに役立つ」情報を届けるサイト『AUX Magazine』からの転載記事です。

水切りに注意が必要な花

水上げが悪い花にはひと工夫してあげましょう。

①アジサイ

 

[図3]

 

アジサイは茎の中に綿状のものが入っているため、それが邪魔になって水上げがよくありません。綿状の部分をつまようじなどで取り除くか、もしくは茎全体をトンカチで叩いてつぶしてやると水上げがよくなります。さらにスーパーで売っている焼きミョウバンを茎の切り口にすり込むと、長もちします。

②テッセン、クレマチス

 

[図3]

 

テッセンやクレマチスも、トンカチで叩いて茎をつぶしてやると水上げがよくなります。

弱ってしまった花を元気にする方法

花が弱ってしまったらまずは水切りをして茎先の悪くなった部分を取り除き、それから深めの花瓶やバケツなどなんでもよいので水を10~15センチくらいの高さまでたっぷり入れて、つけておきましょう。これを「深水につける」といいます。

 

このとき、ぬれた新聞紙でくるむと水が蒸発しにくく、なお効果的です。深水につけた花は湿気の多い浴室などに一晩置いておくと元気になります。元気になったら好きな花器に飾ってあげてください。

 

お祝いにいただいた花などにはよくオアシスが使われていますが、オアシスは花を持ち運ぶためのものです。家に持ち帰った後は花をオアシスから抜いて水切りし、新たに水を張った花器にいけてあげると、長く楽しむことができます。

花を長もちさせるためのグッズ

花を飾ることを始めて、何かを揃えたいという場合、まずは綺麗に水切りできる花用のはさみがおすすめです。最初は百均のものでも構いません。

 

また、長もちさせるための薬剤も効果があります。ただし、薬剤だけに頼らず、2日に1回ほどのペースで水換えもすることが大切です。

「水をキレイにキープする花器」は初心者にもおすすめ!

オークスから新しく発売予定の水を抗菌してくれる「ウォーターキープベース」はサイズが小さく形も可愛いので、花を活けるのが初心者の人にも使いやすい花器です。

 

いきなり大きな花瓶に活けようとしてもうまくいかないことが多いので、1輪から始めていただいたらよいと思います。食卓、棚など飾る場所も選びません。

 

「ウォーターキープベース」の特徴である枯れにくい銀めっきの効果に水換えを組み合せることで、より長もちするのではないでしょうか。

花を最後まで楽しむ工夫

せっかく買った花は、心ゆくまで楽しんでいただきたいと思います。花の元気を保つためにどんどん水切りをして、極限まで水切りしたあとはおちょこなどの小さな器に飾るのはいかがでしょうか。そして最後は花びらをコップなどに浮かべてあげれば、余すことなく楽しむことができます。

1輪から始めてみましょう

 

[図5]

 

これからお花を飾りたいと考えている人は、ぜひ1輪から始めてみてください。お花が1輪あるだけで部屋の雰囲気ががらっと変わって、元気をもらうことができますよ。1輪ならリーズナブルなものも沢山あります。

 

もちろん、お庭のお花でもいいですし、すぐ枯れてしまいますが道端の雑草を毎日摘んでくるのでも構いません。花があることで、毎日楽しい気持ちや明るい気持ちになれると思います。

 

花が枯れるのは、生きているからこそ。その力をもらうことができるので、ぜひ花を飾る楽しさを体験していただきたいと思います。