戸建て購入を後悔しないための4つのポイント
今まで説明してきたとおり、戸建ての購入は「後悔する人」「成功する人」に分かれます。後悔しないためには、以下の4つのポイントをチェックしましょう。
①事前準備をしてから内覧に臨む
内覧時には事前準備が重要です。内見の事前準備を怠ってしまうとすぐに判断できず、迷っている間にほかの人に購入されてしまう恐れがあります。以下のものを準備してから内覧に臨みましょう。
【内覧で準備するもの】
●カメラ:新居にピッタリ合う家具や生活用品を探したりする際に役立つ
●メジャー:家具・家電を置けるかサイズを把握する
●図面:実際と比較する(不動産会社が持ってきてくれることがほとんど)
●筆記用具:気づいたことを書き留めておく。不動産会社と話した内容も、議事録としてメモしておく。あとでもめごとが起きた際などにも、証拠として役立つ
●スマホ:カメラ・メモの代わり
②内覧時にチェックポイントを見逃さない
内覧時にはいくつかチェックポイントがあります。見逃すと購入後に後悔するかもしれないため、忘れずにチェックしましょう。チェックポイントは以下のとおりです。
【内覧時にチェックポイント】
●コンセント:数や位置
●日当たり:一見、十分に明るく思える部屋でも、時間によっては周囲の建物に遮られて暗くなってしまうことがある。可能であれば、朝、昼、夕方とそれぞれの時間帯でチェックする
●家具などの取付:家具の取り付けが緩くなっていないか、または開けにくくないか
●建物の状態:キッチンなどの設備がしっかり動くか、さらにセキュリティ面も念入りに確認する
●遮音性:2階建て以上の場合には、それぞれの階にわかれて音の確認をする
●搬入経路:通常のルートで搬入できない場合、2階から機材を使って運び入れるなどの対策が必要なため、余計な費用が発生する恐れがある
自宅前の道 自宅周辺の道が狭い場合、車同士がすれ違うのに時間を要したり、接触事故に繋がったりすることがある。また、自宅の駐車場に停める際に切り返しがスムーズにできるかどうかも確認する
③生活する上で重要な点を確認する
周辺環境も生活するうえで非常には重要です。家に不備がある場合、修理などで対応できますが、周辺環境は変えられません。確かめるべき重要な点は以下のとおりです。
【周辺環境のチェックポイント】
●交通の利便性と手段:職場までのルートはもちろん、実家まではどうか、乗り換えはそんなに多くないかなどを確認する。ほかにも、朝のバスや電車の混み具合も調べておくことが大事
●駅から自宅までの道のり、距離:駅から自宅までの道のりをチェックする。車、自転車、徒歩の場合など、それぞれの手段でどのくらいかかるか確認しておくとよい
●治安:自分自身や子どもの身を守るためにも治安は重要。朝や昼だと気付きにくいので、夜や真夜中に周辺の様子を調べてみる
●施設:日々の買い物に不自由がないか、ライフスタイルにあわせて確認する
●学校:校区の公立学校に通学する予定であれば、実際に学校に足を運んでみるとよい
④予算をオーバーしないようにする
予算オーバーに注意しましょう。予算オーバーするとローンの支払いで生活が苦しくなり、場合によってはせっかく手に入れた戸建てを手放すことになりかねません。
注文住宅の場合は床暖房や書斎、トイレの数など、本当に必要かどうかよく考えましょう。設備を充実させるほど購入代金が高くなり、ローンも増え、返済額が上昇してしまいます。予算内の住宅を購入し、毎月のローンが滞りなく支払えるようにすることが大事です。
しっかり準備して、後悔しない戸建てを購入しよう
戸建て購入の後悔は、入念な準備で防げます。後悔することを防げたら、戸建てでの幸せな日々があなたを待っています。
今回紹介したポイントを踏まえて戸建てを探せば、後悔するリスクを極力まで抑えられるでしょう。ただ、大事なのは「理想的な戸建てに出会えるかどうか」です。
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