FXで利益を出し続けている「プロトレーダー」は、トレードの向き合い方に共通点があると、株式会社ソーシャルインベストメントの清水一喜氏はいいます。今回は、そんなプロトレーダーに共通するトレードの向き合い方から、FXで利益を出し続ける方法を解説します。
FXで利益を出し続ける人に共通する「トレード」との向き合い方【プロトレーダーが解説】 ※画像はイメージです/PIXTA

FXで利益を出し続ける人の「心構え」

FXで継続的に利益を出している人は、現状の自分のトレードに満足せず、常にさらによい方法がないか模索しようとする心構えがあります。FXの世界は経済の動向の影響を大きく受けるため、まったく同じ値動きをすることは2度とありません。そのため、いまの時点で機能しているトレード手法がこの先永遠に通用するとは限りません。

 

利益が出ているからといってトレードを改善していく心構えがなければ、相場が大きく変化したときに相場の流れに置いていかれてしまう可能性が高くなります。AIの発展が影響を与えている現在のFXの世界では、昨日まで通用していた手法がいきなり機能しなくなる可能性も大いに考えられます。思考を止めないことは、FXを長く続けるための鍵となるでしょう。

自己評価を絶やさず真摯にトレードと向き合う

今回は、トレード期間が長ければ長いほど安定した収益を出せるトレーダーになる訳ではないことを解説しました。プロトレーダーに共通していえることは「常によりよい手法を探究している」ということです。初心者トレーダーにとって、利益トレードが続くことはこのうえない喜びでしょう。

 

しかし、現状に満足していてはプロトレーダーになれません。いま使っている手法が、明日には通用しなくなるかもしれないという危機感を持ちながら、常にトレードを改善する習慣がつくでしょう。自分のトレードに真摯に向き合って、自己評価を絶やさないことがプロトレーダーへの近道となるでしょう。
 

 

清水 一喜

株式会社ソーシャルインベストメント 執行役員