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試験の内容と対策
選考過程で行われる試験の内容は各校さまざまですが、過去に実際に出題されたものを例にとり、分野ごとに説明します。
ペーパーテスト
「知識」や「数量」、「知覚」、「構成」、「記憶」、「推理」などが出題されます。たとえば、
といった具合です。
他に「言語」として話の聞き取りが出題されるところもあります。たとえば、1,000字程度の動物の物語(キツネ、ウサギ、サル、クマが登場)が読み上げられ、キツネが朝食べたものや、物語の季節を問われます。
ペーパーテストは「さほど難しくない」という声も多いですが、何も対策をしないで受けると、子どもは戸惑ってしまうかもしれません。幼児教室や塾に通う、あるいは市販の対策本などであらかじめ準備したほうがよいでしょう。
運動テスト
運動テストの内容は、たとえば、
などです。運動については、体操や基本的な動作について、日頃から家庭や幼稚園で行っていれば、さほど神経質になる必要はないでしょう。
行動観察
このところ注目されているのが行動観察です。今はほとんどの小学校で行われており、「配点が高い」ともいわれています。行動観察とは、子どもにテーマを与え集団行動させるなかで、どのようにふるまい、他の子どもたちとどのように関わり、どのような役割を果たすかなどを見るものです。たとえば、
などです。観察するポイントとして、集団のなかで果たす役割だけでなく、道具の後片付けやゴミの捨て方なども見られます。子どもが「素」に戻るので、子どもの家庭での日常の姿が推測され、評価されることになります。行動観察への対応は難しいですが、幼児教室や塾に通うのも一策でしょう。
ただし、子どもの素の部分は受験対策で急に変わるものではありません。日常生活のなかで適宜、保護者の方が子どもを指導していくことも必要でしょう。
面接
面接の形式は、「保護者と子ども一緒」、「保護者のみ」、「子どものみ」など学校によって異なります。保護者に対しては、志望理由をはじめ家庭の教育理念、家庭環境、子どもにトラブルが生じた時の対応、などが聞かれます。子どもに対しては、名前や生年月日、電話番号、通学経路、好きな食べ物、仲のよい友達の名前、得意なこと、などが聞かれます。
面接の対策は、家庭で繰り返し想定問答を行っておくことをお勧めします。志望理由などを検討する際は、募集要項はもちろん、学校案内や学校のホームページにも目を通しておきましょう。
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