コロナ禍で葬儀規模縮小…「家族葬」に“実は後悔”している人がいまからでもできる「自由な送り方」

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株式会社ハウスボートクラブ
コロナ禍で葬儀規模縮小…「家族葬」に“実は後悔”している人がいまからでもできる「自由な送り方」

葬儀というと、従来は長年親族や関係者が集まる「一般葬」が定番でしたが、葬儀のスタイルは時代のニーズに合わせて変化を続けています。近年はコロナの影響で、一般葬を取りやめ家族葬を余儀なくされた方も。そんななか、コロナが収束に向かい改めて「お別れ会」の開催を希望される方が増えていると、株式会社ハウスボートクラブの代表取締役社長・赤羽真聡氏はいいます。今回は、葬儀スタイルの近年の動向とニーズが高まる「お別れ会」についてみていきましょう。

お別れ会をオーダーメイドする「Story(ストーリー)」

「Story」では、故人を想う気持ちを大切に、その人らしいお別れ会・偲ぶ会をオーダーメイドでお創りしています。会場もホテルやレストランのほか、故人様ゆかりの場所を巡るバスツアーなど、さまざまな形態で開催が可能です。

 

 

また、上記のような会場を貸し切って行うお別れ会に、パソコンやスマートフォン、タブレットを用いて参加できる「VR お別れ会」というサービスもご提供しています。仕事の都合や子育てといったさまざまな理由から会場にどうしても行けないという方でも、VRは国内外問わず参加することができます。

 

自由で温かみのある会に…著名人のお別れ会※2

■漫画家 藤子不二雄Ⓐ氏

会場内は有名なトキワ荘の仕事部屋や『笑ゥせぇるすまん』に登場する喪黒福造とBAR魔の巣などが再現されました。『怪物くん』『忍者ハットリくん』『プロゴルファー猿』など、同氏が生んだアニメの主題歌が流れ、明るい雰囲気に包まれました。漫画家をはじめ約200人の著名人が出席され、温かみのある会となりました。

 

■Honda元社長 久米是志氏

会場には同氏が設計した数々の名車が展示されました。Honda初の(軽)乗用車「N360」やHonda 1300のDDACエンジン、ブラバム・ホンダ「BT18」など貴重な名車を見てまわれるお別れ会は、静かで厳かななかにも、Hondaの凛とした決意が感じられる会でした。

近年急増する「企業主催」のお別れ会

お別れ会というと、上記のように著名人による盛大な会を思い浮かべる方も多いかと思いますが、近年は企業や友人同士でのお別れ会も増えています。

 

なかでも昨年特に増加したのは、企業主催のお別れ会・偲ぶ会のご依頼案件です。企業規模に関係なく、参会50 名程度から1,000 名近くの大きな会もあり、会場もホテルを中心に、レストランや会議室のほかVR 空間を用いたものなど、さまざまな施設で実施させていただきました。

 

「Story」の2022年の施行件数は、昨年対比で48%増加しています。葬儀後、改めて「皆で故人を送りたい」というニーズは、今後さらに広がっていくと考えられます。

 

まとめ

コロナ禍で3密を避けるため、理想とするお別れができなかったというお声をたくさん耳にします。こうした後悔から、「改めてお別れ会をして故人を偲びたい」と想うお気持ちが高まっている方も多いのではないでしょうか。

 

誰にでも人生にはストーリーがあり、そのなかには数々の大切な人が登場していることでしょう。そんな大切な人のために集まり、思い偲ぶ時間は、残された人にとっても大切なひとときとなり、これから続く人生の力になると信じています。

 

【参考】

※1 株式会社鎌倉新書 いい葬儀「第5回お葬式に関する全国調査(2022年)」より

※2 お別れ会プロデュースStory「お別れ会ガイド」より