粉骨にも立ち会って…母の地元、うどん県「香川」高松市で弔いたい 自らの手で送り出す「海洋散骨」体験記

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株式会社ハウスボートクラブ
粉骨にも立ち会って…母の地元、うどん県「香川」高松市で弔いたい 自らの手で送り出す「海洋散骨」体験記
(※写真はイメージです/PIXTA)

海洋散骨事業を展開する株式会社ハウスボートクラブは、「海洋散骨×旅行」を新たな供養としてご提案してきました。全国各地での海洋散骨事例とあわせて、海洋散骨で訪れた各地域のおすすめスポットを同社代表取締役社長の赤羽真聡氏がご紹介します。今回は、うどん県として有名な四国の玄関口、香川県高松で行われた海洋散骨です。

グリーフケアにつながる「自らの手で送り出す」という体験

「海洋散骨をもっと世の中に広めたい」という想いで創業した株式会社ハウスボートクラブですが、創業当時は散骨そのものが社会に浸透しておらず、同業他社もほとんどいない状態でした。散骨のマーケットをつくるところからスタートしたこの事業も、いまでは多くの事業者が参入し、拡大し続けています。海洋散骨という言葉はみなさんにとっても、もの珍しいものではなくなってきたのではないでしょうか。そこで、改めて弊社の海洋散骨についてご紹介したいと思います。

 

散骨前の「粉骨」について。ご遺骨はご自宅まで引取りに行き、粉末化してお返しするサービスが一般的ですが、弊社では粉骨に立ち会うことができます。

 

ご遺族の立ち会いの下で故人の遺骨を粉末化する「立会粉骨」は、海洋散骨の最大の特徴である「自らの手で送り出す」という体験をより深めるために、送り出す準備の過程として、とても意味があるのです。そして、「立会粉骨」は記憶に残るセレモニーのひとつであり、グリーフケアにつながると考えています。

 

立会粉骨と海洋散骨を経て、思い出の地をふたたび訪れ、新たな旅をする……。これが私たちの提案する供養のカタチです。

 

<ブルーオーシャンセレモニーの海洋散骨プラン>

1. チャーター散骨プラン

2. 合同散骨プラン

3. 代行散骨プラン

 

3種のプランのなかで最も選ばれているのは「チャーター散骨プラン」です。自社クルーザーを1隻貸し切って海洋散骨のセレモニーを行うため、広い海の上で故人と大切な方々のプライベートな時間を思い出として残すことができます。

 

今回は香川県高松の海洋散骨から、「チャーター散骨プラン」をご紹介します。

香川県高松の海洋散骨

<香川県(高松)の海洋散骨プラン​>

船定員:18名

クルーズ時間:約60分

対応プラン:チャーター散骨・合同散骨・代行散骨

出航場所:県営第二浮桟橋

※当社の旅行サービス「えんの旅」で、交通・宿泊手配、現地での観光タクシー手配が可能です。

 

チャーター散骨プラン…当日の流れ&現地写真

今回は神奈川県在住のご家族による息子さんの海洋散骨事例をご紹介します。

 

40代で働き盛りだった息子さんは、生前にお仕事で海外を飛び回る生活をされていました。そのため、お骨は日本だけでなくフィリピンなど、海外でも散骨されたいとお話されていました。

 

お母様の地元が香川県だったことから、家族でよく遊びに行った思い出もあり、日本での散骨は香川・高松の出航を選ばれました。

 

日本での散骨場所:香川県(高松港)
日本での散骨場所:香川県(高松港)

 

香川県高松の海洋散骨は、高松駅から徒歩5分にある高松港旅客船ターミナル県営第二浮桟橋から出航します。高松港は直島、豊島などにアクセスできる四国の海の玄関口として使われている港です。

 

散骨当日はご両親と兄弟家族を含む計10名で乗船。前日までは雨予報でしたが、出航後は曇りになり、無事に散骨することができました。丁寧にしみじみと手を合わせながらお見送りする姿が印象的でした。

 

ご家族での散骨お見送りのご様子
ご家族での散骨お見送りのご様子

 

今回のご家族は立会粉骨を強く希望されていたことから、複数社を検討したうえで、立会粉骨ができる弊社を選んでいただきました。立会粉骨の日はご家族6名でお越しになり、一人ひとりご自身の手で納骨を行いました。

 

散骨当日は、ゆったりとした空気が流れる瀬戸内の海で大切なご家族と最後の時間をお過ごしいただけたのではないでしょうか。

 

散骨当日の瀬戸内の海の様子
散骨当日の瀬戸内の海の様子

うどんだけじゃない…香川県、定番の観光とは?

四国の玄関口でもある香川県。近年は、高松空港の国際線の就航・増便が相次いで行われています。また世界最大の宿泊予約サイト「Booking.com」では、2020年に訪れるべき場所TOP10にランクインするなど、海外からの注目度も高い観光地です。香川県では美しい島並が特徴の瀬戸内海クルーズや、金刀比羅宮をはじめとする歴史文化スポットが有名ですが、ほかにも自然やアートを楽しむことができます。

 

株式会社ハウスボートクラブでは、海洋散骨とあわせて各地の素敵な場所を巡る旅をご提案します。ここからは、香川県の定番観光スポットと名物をご紹介!

 

香川県といえば!金刀比羅宮(ことひらぐう)

金刀比羅宮
金刀比羅宮

 

琴平山(象頭山)の中腹に鎮座する金刀比羅宮は、香川県「こんぴらさん」の名で親しまれています。古来、海の神様や五穀豊穰・大漁祈願・商売繁盛など広範な神様として信仰されてきました。

 

金刀比羅宮の参道には本宮までは785段、奥社までは計1,368段にも及ぶ石段があり、参道には国指定の重要文化財や建造物が並び、頂上の展望台からは讃岐平野や讃岐富士を一望できます。「一生に一度は訪れたい場所」として人気のスポット。

 

日本一広い文化財庭園…栗林公園(りつりんこうえん)

栗林公園
栗林公園

 

栗林公園は平庭部の広さ約16.2ヘクタール(紫雲山を含めると約75ヘクタール)の広大な大名庭園で、日本三名園といわれています。1953年には特別名勝に指定されました。6つの池と13の築山があり、紅梅や桜、花しょうぶやハスなど、四季折々の彩りを見ることができます。

 

11月下旬から12月上旬の紅葉シーズンが特に人気。『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』に掲載され、世界でも注目されています。

 

健康・金運スポット…銭形砂絵「寛永通宝(かんえいつうほう)」

寛永通宝
寛永通宝

 

観音寺市の有明浜にある寛永通宝は、白砂に銭形の砂絵が描かれた観光スポットです。1633年に丸亀藩藩主の生駒高俊公を歓迎するために一夜にして作られたという説があり、銭形を見たものは健康で長生きができ、お金に不自由しないと伝えられています。テレビドラマ「銭形平次」のタイトルバックにも採用されたことでも有名。

 

美しい石垣の名城…丸亀城

丸亀城
丸亀城 提供:(公社)香川県観光協会

 

丸亀市にある丸亀城は標高約66mの亀山に築かれた平山城で、木造天守十二城の1つ。日本一の高さを有する石垣があることから「石垣の名城」として有名です。特長的で見事な曲線から石垣を積む技術が伺えます。(公財)日本城郭協会が選定した「日本100名城」にも選ばれました。

 

讃岐うどん

讃岐うどん / 提供:(公社)香川県観光協会
讃岐うどん / 提供:(公社)香川県観光協会

 

あっさりしただしとコシの強い麺が特徴の香川県特産のうどん。讃岐うどんの定義は全国生麺類公正取引協議会により定められており、香川県内で製造されたもの、加水量40%以上、加塩量3%以上、熟成時間2時間以上、15分以内でゆであがるもの、という5項目をもって名産、本場讃岐うどんとすると明記されています。

 

オリーブ

オリーブ
オリーブ

 

香川県の小豆島は地中海沿岸の気候に似ていることから、日本ではじめてオリーブの栽培に成功しました。

 

小豆島は「オリーブの島」としても有名です。そして、オリーブは香川県の県花・県木となっています。現在は主に小豆島町、土庄町、三豊市などでオリーブが栽培され、オリーブオイルをはじめ、塩漬けや化粧品などの商品に加工され出荷されています。

高松で海洋散骨のご相談なら「ブルーオーシャンセレモニー香川」へ

香川県には地元に密着した「ブルーオーシャンセレモニー香川」があります。ご遺骨のお取り扱いや香川の海洋散骨の関する疑問点など、なんなりとご相談ください。

 

 

瀬戸内海の美しさと大自然に心が癒される旅

今回は香川県の海洋散骨事例をご紹介しました。おすすめの観光スポットでは有名な歴史文化スポットをみていきましたが、ほかにも源平合戦の舞台として知られる屋島や草間弥生をはじめとする有名アーティストのアートが堪能できる直島など、さまざまな観光地があります。

 

瀬戸内海の美しい海と大自然を感じられる四国の海洋散骨は心を癒す旅になることでしょう。