季節によって変わる海洋散骨
海洋散骨は季節によって海も見える景色も変わります。それが魅力の一つでもありますが、最適な季節はあるのか……。そんな疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。
たとえば、暑すぎる真夏は負担が大きく、冬季は出航できない海域もあるため、初夏と秋に散骨が集中する傾向があります。このように、海洋散骨は季節によって実施数が大きく変動するのです。
株式会社ハウスボートクラブでは全国各地、四季折々の海洋散骨を実施できるように、そして、家族旅行を楽しんでいただきたいという想いから、出航エリアの拡大を続けています。今回は、日本有数の温泉地である大分県別府市の海洋散骨をご紹介しましょう。
<ブルーオーシャンセレモニーの海洋散骨プラン>
1.チャーター散骨プラン
2.合同散骨プラン
3.代行散骨プラン
3種のプランのなかで最も選ばれているのは「チャーター散骨プラン」です。自社クルーザーを1隻貸し切って海洋散骨のセレモニーを行うため、広い海の上で故人と大切な方々のプライベートな時間を思い出として残すことができます。
今回は別府の海洋散骨から、「チャーター散骨プラン」をご紹介します。
大分県別府の海洋散骨
<別府のプラン>
出航場所:新若草港
船定員:10名
クルーズ時間:約90分
対応プラン:チャーター散骨・合同散骨・代行散骨
※当社の旅行サービス「えんの旅」で、交通・宿泊手配、現地での観光タクシー手配が可能です。
合同散骨プラン…当日の流れ&現地写真
今回はご主人と愛犬の海洋散骨事例をご紹介します。
生前よりご主人自ら散骨を望まれていたことから、迷わず海洋散骨を決められました。子どものころから父親の転勤で九州各地を転々とされたご主人のことを想い、九州での海洋散骨を希望。九州の出航地をいくつか巡った結果、温泉や観光も楽しめる大分を選択されました。

別府の海洋散骨は、市街地から車で15分程にある新若草港から出航します。当日は奥様と長男様、次男様家族の計6名が乗船し、天候に恵まれ晴天の下、とても穏やかな海での散骨になりました。
乗船後、お孫さんが少し怖がっている様子もありましたが、最後にははしゃぎまわるほど船にも慣れたようで、ご家族も楽しそうに過ごすことができました。お手向け用のフラワーボックスのほかに、自ら持ち込まれたカーネ-ションも合わせて、たくさんのお花をお手向けして最期のお別れに……。

奥様はご主人との思い出を振り返りながら、「亭主関白でとても厳しかったけど、いま思えば家族を守ってくれた優しいひとだった」と、しみじみ語られました。
散骨後は湯布院で観光と温泉を堪能されたそうです。今後は弊社のメモリアルクルーズでのお参りも検討したいとのことでした。

大分県(別府)の観光スポット
瀬戸内海に面した豊かな海岸線が連なる九州の玄関口・大分県は、漁業や観光業にも力を入れている地域です。そして別府温泉の名で知られる日本有数の源泉数と湧出量を誇る温泉地である別府は、多くの人が一度は訪れてみたいという人気の観光地。
市内にはいくつもの湯けむりが立ち上り、温泉の香りが漂う風情ある街並みは日ごろの疲れを忘れさせてくれます。海洋散骨のあとは別府温泉で心も身体も癒してみてはいかがでしょうか。ここからは、大分県別府のおすすめ観光スポットとグルメをご紹介していきます。
湯けむり立ち昇る温泉街…別府温泉
日本有数の温泉地として人気を集める「別府温泉」は、別府市内にある数百の温泉の総称。鎌倉時代には負傷兵士のために、別府、鉄輪、浜脇などに療養所を造ったという記録が残されています。別府には8つの温泉地があり(浜脇温泉、別府温泉、観海寺温泉、堀田温泉、明礬温泉、鉄輪温泉、柴石温泉、亀川温泉)、「別府八湯(はっとう)」と呼ばれており、それぞれに特徴があることから、別府だけでさまざまな温泉を楽しむことができます。

まるで地獄のような温泉地!べっぷ地獄めぐり
鉄輪と亀川地区は千年以上前から噴気や熱泥、熱湯などが噴出し、人が近寄ることができない忌み嫌われた土地であったといわれています。湯けむりが立ち上るその様子から地獄と呼ばれるようになりました。
いまでは別府温泉を楽しむ「べっぷ地獄めぐり」が定番コースとなっています。コバルトブルーの「海地獄」、酸化鉄の成分で赤い噴気が出る「血の池地獄」、一定の間隔で熱湯と噴気を噴出する「龍巻地獄」、白池地獄、鬼石坊主地獄などを巡る、別府観光には外せない名所です。

山々と静かな湖畔に癒される…志高湖(しだかこ)
別府市の鶴見岳南東山腹にある、海抜600メートルに位置する高原の湖「志高湖」。阿蘇くじゅう国立公園内のなかにあり、地元民や観光客が訪れる大自然の人気スポットです。
週末になると湖畔のキャンプ場で多くの人が賑わいます。春夏秋冬の景色を楽しむことができ、湖の水面にはボートが浮かび、野鳥や緑豊かな自然を堪能できます。

湯けむりの美しい夜景が日本夜景遺産に!湯けむり展望台
市内の温泉地を眺めることができる「湯けむり展望台」。扇山や鶴見岳、日本一豊富な湧出量を誇る別府の湯けむり景観を一望できるスポットです。
展望台からの夜景は2010年に「日本夜景遺産」に認定されました。ライトアップした湯けむりは昼間とはまた違った趣があります。

別府のおすすめグルメ
地獄蒸し
「地獄蒸し」は、温泉から噴出する高温の蒸気熱を利用した調理法のことを指し、別府では江戸時代から用いられてきました。食材をざるにのせ「地獄蒸し釜」と呼ばれる約100度の蒸気が噴き出す釜のなかに入れ、蓋をして蒸しあげます。塩分を含む高温の温泉の噴気で一気に蒸し上げることで、ほのかに温泉の香りを含みながらも素材の旨味を凝縮させることができます。
温泉宿や飲食店では野菜や肉、魚、ピザなど、さまざまな地獄蒸しを提供しており、地獄蒸しを体験できるサービスもあります。

とり天
大分県のご当地グルメとして有名な「とり天」。
大正時代に別府市に誕生した大分県初のレストランが作ったメニューがルーツとされています。ポン酢とカラシで食べるのが一般的ですが、オリジナルのタレでいただくお店もあります。

別府冷麺
第二次大戦後、満州から引き上げ、別府で暮らした人たちが持ち帰った朝鮮料理の冷麺が別府冷麺のルーツといわれています。
麺の配合や具材が変化し、独自の発展を遂げましたが、別府冷麺には明確な定義がありません。一般的には、そば粉入りの麺、和風スープ、キャベツを使ったキムチ、牛肉チャーシューなどの特徴があげられます。湯上りに熱った身体と冷たい冷麺の相性が抜群です!

大分県で海洋散骨のご相談なら「ブルーオーシャンセレモニー大分」へ
大分県には地元に密着した「ブルーオーシャンセレモニー大分」があります。ご遺骨のお取り扱いや大分の海洋散骨の関する疑問点など、なんなりとご相談ください。
海洋散骨の施行件数、累計6,000件突破!
今回は大分県別府の海洋散骨をご紹介しました。近年、関東近郊だけではなく思い出の地や縁ある海での海洋散骨を希望されるお客様も増加しており、海洋散骨のタイミングで家族旅行を楽しんでいただけるように、株式会社ハウスボートクラブではサービス拡充に取り組んでいます。大分県別府も今後、人気が高まるエリアになると見込んでいます。
2024年11月2日時点で、株式会社ハウスボートクラブの海洋散骨施行件数は累計6,000件を超えました。これからもお客様の気持ちに寄り添いながら、全国各地からサービスをお届けしていきます。