FXをはじめ、資産運用では「長期投資はローリスク」「投機(短期取引)はハイリスク」が常識とされています。しかし、登録者数20万人超えのYouTuberで『日利1%FX 鉄壁の不動心トレード』(KADOKAWA)著者のNOBU塾氏は、複数の理由から「長期=安全、短期=危険はまったくの誤解」といいます。それはなぜか、詳しくみていきましょう。
投資の常識「長期は安全」「短期は危険」が“まったくの誤解”といえるこれだけの理由

「スキャルピングトレード」はローリスクな取引である

株であろうと為替であろうと、価値が変動する資産は長く保有するほどこうした「たまたま」の影響を大きく受けることになります。保有期間が長いほど値幅も大きくなるので、うまくいけば莫大な利益を期待できる反面、取り返しのつかないレベルの損失を出す可能性も高まります。

 

それでもあきらめずに待ち続ければ結果的に含み損が消えることもありますが、やはりそれは「たまたま」であり、待てば待つほど損が膨らむこともあります。

 

逆に、保有する時間を短くするほど、「たまたま」の影響を小さくでき、自身でコントロールできる裁量が増えていきます。要するに、保有する時間が短いほどリスクは小さくできるのです

 

もちろん、損切りは増えますが額が小さいので、リカバリーも容易です。長期投資はどうしても相場に運命をゆだねざるを得ないのに対し、リスクのコントロールが容易なスキャルピングトレードなら、環境に依存することもなければ、「上がってくれ」などとお祈りする必要もありません。ただ、チャンスを待って値動きのクセを利用して利益を出し続けるのです

 

スキャルピングトレードのメリットはまだあります。わずかに現れる規則性のある相場を見つけて、そこで勝ち続けていくには経験の蓄積が必要ですが、スキャルピングトレードでは、デイトレやスイングトレードと比較して圧倒的な経験値を稼ぐことができます

 

スキャルピングの場合、分刻み、秒刻みのトレードを繰り返すのでチャンスが多く、圧倒的な場数をこなせます

 

数か月トレーニングを続ければ、相当のパターンをこなすことができ、経験を積み重ねることができます。それに比べて長期投資やスイングトレードだと、さまざまなパターンの相場を経験して知見を蓄積するには膨大な時間がかかってしまいます。

 

中長期的な視点で見れば、同じような相場は数か月から長い場合は数年も続くので、1年くらい日足や週足チャートを見続けても、経験値はさほど溜まっていきません。数年後に市場の雰囲気がガラッと変わってしまえば、また新しい相場への対応を訓練しなければならないことになります。

 

チャートを見ながら短期取引を繰り返すことは株でも可能ではありますが、24時間取引可能なFXのほうがチャンスは多く、昼間に働いている人でも取り組みやすいというメリットがあります

 

また、株式市場は上昇すればみんなが儲かり、下落すれば多くの人が損をするプラスサム、あるいはマイナスサムの市場なので、何を買っても儲からないという局面にぶつかることがあります。

 

しかし、ゼロサムゲームの世界であるFXには、いつでも儲かるチャンスがあります。また、米ドルやユーロ、日本円といった主要通貨の場合は取引の規模が巨大なので、株のインサイダー取引のような不正が起こりにくく、実力だけで勝負ができます

 

こうしたことから、数秒から数分で取引を終えるFXのスキャルピングトレードが、最もリスクの小さい取引だといえるのです。

 

 

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