FXで活躍しているトレーダーは、20代〜30代の若年層が多いというイメージを抱く人も少なくありません。しかし、登録者数20万人超えのYouTuberで『日利1%FX 鉄壁の不動心トレード』(KADOKAWA)著者のNOBU塾氏は、FXは年齢を重ねた人のほうが向いていることもあり、それどころか「『老後2,000万円問題』を解決する有効な手段になると確信している」といいます。いったいなぜか、詳しくみていきましょう。
FXが「老後2,000万円問題」の解決策になり得るワケ

スキャルピングトレードは「老後2000万円問題」を解決する

「FXトレード、特にスキャルピング(※)のような取引には高い集中力と瞬発力、反射神経が必要で、若い人にしかできないのでは?」と質問されることがあります。

※数秒や数分単位で小さな売買を繰り返し、利益を重ねていくFXのトレード手法

 

実際、FXトレードは若い人の独擅場であるかのようなイメージは強く、億トレーダーとして知られる人のほとんどが20代や30代の若年層です。

 

FXにはさまざまな手法があるので、中には若いうちしかできないような手法もあるかもしれません。しかし、少なくとも僕の手法はすぐれた反射神経など必要としませんし、身体が衰えたところでうまくいかなくなるものでもありません。

 

むしろ、自分の中の欲望や恐怖心、焦りなどの感情と戦うことがメインなので、年齢を重ねた人のほうが自分の感情をコントロールしやすい分、早くマスターできる可能性もあるほどです。

 

中高年のトレーダーは、SNSで発信したりメディアに登場するような目立つ行動をする人があまりいないだけで、高齢でも利益を出し続けている人は実はたくさんいます

 

FXで得た利益は課税対象なので、原則として毎年確定申告して利益の約20%の税金を納めなければならないのですが、これを怠って脱税容疑で国税局に強制調査(査察)を受けたり、告発されたりするトレーダーのニュースは後を絶ちません。

 

過去のニュースを調べてみればすぐにわかることなのですが、利益の納税を怠って告発された人が、70代や80代であることは意外とよくあることで、50代や60代というケースも見られます。

 

お金は使ってしまえばなくなりますが、トレードのスキルを身に付けることができれば、そのスキルは死ぬまで自分を助けてくれます。たとえ衰えて思うように体が動かせなくなったとしても、身に付けたスキルに従ってスマホを操作できる限り、生活費を稼ぎ続けることができるのです。

 

賛否両論はあるでしょうが、こうしたことから、僕はFXが「老後2000万円問題」を解決する有力な手段になると確信しているのです

 

残念ながら、今日始めて明日から稼げるトレーダーになれる方法はありませんが、トレーニングを続けさえすれば、誰でも日利1%の利益を出せるトレーダーになることはできます。

 

トレーニングは少し大変ではありますが、それで一生食いっぱぐれる心配がなくなるのですから、そのぐらいは許容すべきだと考えています。

 

そもそも、どんな仕事であっても先輩社員の手を借りずに利益を出せるようになるには2~3年はかかるものですし、そもそも自分一人では稼げない仕事のほうが多いと感じます。

 

一人で稼げる仕事であっても、独り立ちするにはもっと長い時間を要する場合もあります。FXもこうした職業と同じように生活費を稼ぐ手段なのですから、そのぐらいの修業は不可欠だと感じるのです。

 

 

NOBU塾

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