発達障害で生きづらく…「ひきこもり」の典型パターン
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「発達障害」。耳にする機会も多い言葉ですが、厚生労働省では「脳の機能的な問題が関係して生じる疾患であり、日常生活、社会生活、学業、職業上における機能障害が発達期にみられる状態」としています。またDSM-5*では、神経発達障害/神経発達症と表記しています。
*米国精神医学会が発行する「DiagnosticandStatisticalManualofMentalDisorders(精神疾患の診断・統計マニュアル)の略。「5」は第5版の意で、2013年(日本語版は2014年)に公開された
2004年の障害者支援法の制定で広く知られるようになった発達障害。それまで「ちょっと変わった人」とされていた人に医師による診断がつくようになったことで、発達障害とされる人はどんどん増えていきました。
文部科学省で行った発達障害の可能性のある児童生徒の調査によると、「学習面または行動面で著しい困難を示す」と評価されてた児童生徒の割合は、小学校で10.4%、中学校で5.6%、高等学校で2.2%でした。また2011年に米国で行われた調査では、4~17歳の11%、およそ10人に1人の割合で、発達障害の概念のひとつであるADHDだとされました(関連記事:『都道府県「ADHD」児童調査…1~47位』)。
一方で、発達障害への理解が深まったかといえばそうではなく、発達障害者の「生きづらさ」の解消までには至っていないのが現状。「発達障害って個性でしょ」とか、「努力、してるの?」、「やる気あるの?」、「ちゃんと話聞いてる?」、「障害を言い訳にして」……そんなことを思ったり、言葉にしてしまったことはないでしょうか。外見では障害者だと分かりづらいこともあり、発達障害者は辛辣な言葉を投げかけられることも多いといいます。そのようなことがきっかけに、ひきこもり状態になることも。
ひきこもりは、仕事や学校に行かず、かつ家族以外の人との交流をほとんどせずに、6ヵ月以上続けて自宅にひきこもっている状態。東京都が行った調査によると、相談実績のある195人のうち、「発達障害を有している、またはその疑いがある」と回答した人が64.1%、「精神疾患及び障害(知的・発達等)を両方有している」と回答した人が24.1%。発達障害とひきこもりには強い関係性があり、発達障害による「生きづらさ」が要因のひとつと考えられます。
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