株式投資で安定して利益をあげていくには、勉強し続けることが必要不可欠です。では、玉石混交の情報が溢れる現代で、これから株式投資をはじめようとしている人や投資をはじめたばかりの人は、どのように勉強していけばよいのでしょうか。株式会社ソーシャルインベストメントの川合一啓氏が解説します。
投資に近道はないが…初心者が「負けない投資家」に化ける勉強法【投資のプロが伝授】 ※画像はイメージです/PIXTA

学んだことを実践してみて、知識と現実の違いを知る

ただし、これらだけでも勉強としては不十分です。

 

本やネットでも、人から直接聞いた話でも、知識は知識であり、現実とはまた別物だからです。

 

ですから実際に投資をすることもまた、「勉強」に値する行為だといえます。

 

ある程度の知識を得たら、その知識に基づいて、実際に投資をしてみましょう。実際にやってみると、それまでに得た知識のなかで、役に立つ部分と役に立たない部分がわかってくるものです。また、「わからないこと(どこがわからないか)」がわかってくるのも、実践ならではかもしれません。

 

知識を蓄え、実際に投資をしてみる。そしてその経験を生かし、新たなことを学ぶ。投資を始めたての人はまず、そこまでを含めて「勉強」していくとよいのではないでしょうか。

 

ちなみに最初は、少額からの投資をおすすめします。現実は思っていたのとは違うものになるでしょうから、大きなリスクを負わないようにしてほしいからです。

 

まとめ:知識を蓄え、実際に投資をしてみる

まずは、本やネットなどから基本的な知識を蓄積していきましょう。本とネットのどちらがというならば、本がおすすめです。

 

次に、実際の投資経験者に話を聞き、投資の「現実」を知ることも有益でしょう。

 

そしてある程度の知識を得たら、その知識に基づいて、実際に投資をしてみましょう。

 

知識を蓄え、実際に投資をしてみる。そしてその経験を生かし、新たなことを学ぶ。投資を始めたての人はまず、そこまでを含めて「勉強」していくとよいのではないでしょうか。

 

 

株式会社ソーシャルインベストメント 取締役CTO

川合 一啓